告白症候群
「好きです!」 校門前に大きく響いた私の声。 私は今、告白している。 でも、相手は好きな人じゃない。 なぜなら私は、相手が誰でも告白をしてしまう告白症候群だから。 そして、今私が告白している相手は学年で一番モテる蒼真(そうま)くんだ。 「ねえあの子また告白してるよ」「どうせまた振られるでしょ。相手は蒼真くんなんだから。」 (ああどうしよう。またやっちゃった。頭ではわかってるのにな。) だんだん私はつらくなっていった。 その時、「しょうもないこと言ってんじゃねーよ!」 途端に周りは静かになった。 もしかして、蒼真くん私を守ってくれたの? 蒼真くんは私に語りかけた。 「辛かったな。いつでも話聞くから。あ、でも好きでもない男に聞いてもらうのは嫌かな?」 「い、いや!そういうことじゃないの。むしろ聞いてほしい!」 なぜなら私は、あの瞬間本当に彼を好きになってしまったのだから。 (終わり) ぜひ感想を聞かせてもらえると嬉しいです!