ごめんなさい、を、ずっと思わない
ごめんなさい、で、あふれた毎日。 役に立てずにごめんなさい。 優しくなくてごめんなさい。 怒りっぽくてごめんなさい。 もっと働けばいいのに、働かなくてごめんなさい。 部活やって、それでイラついたりしてごめんなさい。 ごめんなさいを、ある男の子が消してくれた。 役に立ちすぎてるくらいでしょ。 めっちゃ優しいよ。 ずっと怒ってるわけじゃないでしょ。 まだ14歳だよ?すごく働いてるよ。 部活でイラつくことは当然あるよ。 男の子は、私をごめんなさいの闇から出してくれた。 ごめんなさいの地獄から、引っ張り上げてくれた。 今度は、私が男の子を助けてあげたい。 そう、思ったのに。 男の子が病気で亡くなった。 ストレスが原因だと、医者は言った。 その瞬間、私はわかった。 私の辛さを、男の子は全部受け止めてくれたのだ。 自分が傷つくことも気にかけずに、 私を助けた。 私のせいで、亡くなった。 私のせい、私のせい、私の・・・・ ダメだ。 また、ごめんなさいの闇に落ちてしまう。 そして、上に行った男の子に、また苦しんでもらわなきゃいけなくなる。 そんなの、ダメだ。 私は、前向きに生きたいと思った。