雪の妖精と屠殺人の鳥【短編小説】
「やあ、百舌鳥ちゃん」 「、、、島さん」 私の名前は、百舌鳥(もず)詞(ことば)。 彼女は島(しま)江永(えなが)。 「やだなぁ、シマエナガって呼んでよ」 「、、、それで、何でそんな所に居るのかな?」 私が立っているのは、屋上のヘリ。 「飛び降りる。いじめられてるから。知ってるでしょ?」 「ふぅん、、、」 島さんは、何かを思いついたかの様ににやりと笑った。 タワマンの一角。 白い肌がお人形さんの様な島 江永は、『モデル新人賞にシマエナガ!』という字に満足げに微笑んだ。 島の視線は、片隅に移る。 小見出しには、『子供の悩みを解決。モズ』の字が。 島はふっと表情を崩し、ひとりごちる。 「私のおかげだよね。詞の天職だよ」 「百舌鳥は沢山の声を使い分けるんだ。だから、詞も使い分ければいいんだ」 「人に対する、温かい言葉を」 _________________________________end__ 初の短編小説です! 楽しんでいただけたなら幸いです^ ^