あの時の“あの子” ~まさかの再会~
私はみこと。 私は保育園の頃、親友がいた。その子は「るあちゃん」。いつも元気で笑顔がかわいい女の子。保育園では、なんでも隣、なんでも一緒だった。 るあちゃんとは小学校が一緒だった。小学校は1クラスしかなかったから、ずっと同じクラスでいれる_______そう思ってたけど。。 私は3、4年生くらいからるあちゃんにいじめられていた。 原因は、わかんない。心当たりは全くなかったけど、5年生のはじめくらいまでいじめは続いた。 るあちゃんは中学受験をした。そのおかげで6年生のときはそこまでいじめはなかった。私は〇〇小学校からそのまま〇〇中学校にあがった。中学校では 親友 なんて作らなかった。 るあちゃんの電話番号、知ってたけど。連絡を取ることはなかった。 正直、るあちゃんが今何をしてるのかすごく気になっていた。話してみたい、また2人で遊びたい、そんなことも思っていた。 そして高校生になった私。 受験で第一志望の学校に来れた。高校では親友を作る、そう決めていた。 高校に入ったからには、自分が変わっていく、そうすれば楽しめる。そう思った。 私は変わった。見た目も好みもガラッと変えた。高校生の第一歩を踏み出した。 今の親友は『るあ』。びっくりした。あのるあちゃんかと思うとビクビクしそうになった。でも、外見も性格も全然違うし、偶然同じ名前なだけだと思っている。 ある日いじめについての授業があった。 授業のあと私はるあに、過去のいじめのことを話した。実際、言うのが怖かったけど、るあを信じて話した。 「そっか。みこと、いじめられてたなんて。その子、、ひどいね。許せない、、、。。」 るあが話し出した 「実はさ、うちもいじめをしてた時期があったんだよね。されてたじゃなくてしてたの。最初はいたずらみたいなノリでやってたんだけど、ヒートアップしちゃって。」 耳を疑った。いじめをしてた?まさか、ほんとに「るあちゃん」なんじゃ、、。 「でもうち、中学入ってから生まれ変わろうとして。小学校まではロングだったけどボブにしたり、真の親友つくったり結構変わった方だと思うんだけどな。正直、そのいじめてた子と話したいんだよね。それで謝りたい。許してもらえないかもだけど」 やっぱり、るあちゃんだ。あの時の。るあは、謝りたいって思ってくれてる。 それだけで、許せちゃう。なんでだろ。 「るあ、私のこといじめてた子のこと許そっかな」 「え?なんで?」 「へへっ」 るあは私のこと気づいてないみたいだけど、 私は外見も性格も変わった“るあちゃん”に出会えた。 やっぱりるあは私の親友だ。