Shimmering jewels 僕と遠い君
初投稿です! 僕、大地は名前だけを聞くと、陽キャに聞こえる。 しかし、現実はそう甘くない。 そう、僕、大地はとんでもない、メガネデブ陰キャなのだ。 僕は、shimmering jewelsという、五人のアイドルグループが好きだ。 メンバーはアメシスト、エメラルド、ガーネット、サファイア、パール。 僕が好きなのは、エメラルドだ。 彼女の透き通るような深い緑色の目、決してけがれることのない美しい心、 そして、僕たちファンを一瞬にして沼に落ちさせる、そのアイドル力! その全てに僕はトリコになった。 でも、僕がshimmering jewelsのファンであることは誰も知らない。 家族は「お前を家族と思いたくない」という理由でみんないないし、 友達なんか、誰1人いない。 てゆーか、僕がshimmering jewelsのファンだって、みんなが知ったらどーなると思う? きっと、いじめられるよ。「え、大地きもっ!」って言われるよ。 その予感は見事に的中した。 いつのまにか、クラスのいじめっ子たちの矛先は僕に向かっていた。 そして、僕の家が特定され、エメラルドのグッズばかりの僕の部屋を見られた。 「え、大地きもっ!」 次の日から、変態大地というあだ名がついた。 そして、僕のエメラルドへの想いは、消え去っていた。 (そうだ、エメラルドが悪い。エメラルドが僕に魔法をかけた。僕を狂わせる魔法を。 エメラルド、いっそ消えてしまえばいいのに。) そして、3ヶ月経った。 僕のエメラルドに対する憎しみは消えていない。 僕は、あーしてこーして、エメラルドに近づき、消そうとした。 そして、とうとうその実施日が来た。エメラルドに近づいた瞬間、 エメラルドはその、深い緑色の目を笑顔にした。 「あら?ファンの方ですか?ちょっと待ってくださいね?」 そして、奥に走っていった。 「サイン入りのtシャツです!」 僕は思い出した。僕のエメラルドに対する想いを。 どれだけ大好きなのか。エメラルドは何も悪くない。勝手に憎んだ僕が悪い。 「エメラルド、ごめん、ごめんなさい」 「ど、どうしたの?あれ?君、もしかして、大地?」 「………!?」 「なんでそれを?」 「私、いつも来てくれる大地のこと、すごく嬉しかったんだ!」 「そ、そうだったの?こんなメガネデブ隠キャを?」 「わたしは、ファンみんなのことを愛してる。だから大地も愛してるよ!」 「僕、僕はエメラルドを消そうとしてたのに?」 「どーして、消そうと思ったの?」 「だって、エメラルドが好きだって、バレちゃって、いじめられて…」 「そーだったの。私は大地のこと、怒ってない。だけど、人を消そうとするのは良くないことだよ。」 「ごめんなさい」 「学校に案内して」 「え?な、なんで?」 「私から怒ってあげる!だから、大地、私のファンずっといてください!」 「うん!ありがとう!」 そして、エメラルドは怒ってくれた。自分を消そうとした僕のために。 恩返しがしたい!僕はダイエットを頑張って、エメラルドにもう一度会いに行った。 「大地です。これからも、ずっとファンでいます!」 「エメラルドです。これからも大地の好きな人でいます!」 みんな、人を消そうとしちゃ、ダメだよ! ある人を好きになることは、悪いことじゃない! たとえいじめられても、屈せず、いつか、見返してやろう! あと、誰かの助けを借りることも大切だよ!
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おっ面白い!!
私、読み勧めたらめっちゃ面白くて短編出てほしいなって思ったぐらい最高です。 また、投稿してくれたら嬉しいです。 アイドルのファンであることを、素直に認めてくれる世の中を、作っていきたいなとも思った。 ありがとう!!