短編小説みんなの答え:2

紅い狐

不思議な瞳をしていた。 ルビーみたいな大きな瞳をしたその子は、 サラッサラの黒髪をさりげなくかき上げて、 「紅井狐です」とにっこり微笑んだ。 紅井狐。 アカイキツネ。 私はぽかんとしてその子を見つめた。 狐ちゃんは相変わらず、 美しい微笑みを浮かべるだけだった。 その子は不思議な子だった。 毎日宝石みたいにキラキラしている。 勉強も静かにしている。 いつもテストは満点だった。 体育の授業の跳び箱では、 まるで狐のように、軽々と跳び箱をとびこえた。 みんな・・・先生までが、その様子を呆気に取られて見ていた。 ある日、狐ちゃんは言った。 「おいでよ」 私に向って言っているように見えた。 私は、唐突のあまりに 「はいっ」と上ずった声を出した。 周りのクラスメートはまたもやぽかんと 私たちのやり取りを見つめていた。 いつもの涼しげな表情で、 狐ちゃんは言った。 「私ね、あなたのお面だよ」 お面、お面・・・。 お面と言う言葉にひっかかった。 お面って・・・あれ? お祭りとかで売られてる、狐とかひょっとことかの種類があるやつ? 何とも言えない表情でいる私の 「えっと・・・」という声をスルーして、 狐ちゃんは続ける。 「私は、去年の夏祭りであなたに買ってもらった狐のお面だよ」 私は、信じているわけではないが、 こういうことかなと思った。 私は去年の夏祭りで、 紅色の綺麗な狐のお面を買った。 だけど、次の日、弟はそのお面を踏んでしまって、 壊れて、捨ててしまった。 だから紅井狐ちゃんは、私のところに人間になって戻ってきたのかな。 「私、あなたに会いたかったんだ。もう一度、私をつけてほしかったんだ」 狐ちゃんは、今にも泣きそうだった。 泣いたら、涙ではなく宝石が落ちてくるんじゃないかと言うくらい、 相変わらずきれいな瞳をしていた。 私が黙ってうなずくと、 その子は安心した笑顔を見せた。 次にまばたきしたしゅんかん、 その子は消えていた。 ただ、足元には、 壊れてしまったあの紅い狐のお面が、 新品のように直って、落ちていた。 ただ、そのお面の上には、 涙と思われるようなしずくが2つ、落ちていた。

みんなの答え

辛口の答え

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お日様さん!小説いつもよんでるよ!

はろはろ!かかおだよ♪ いつも小説よんでるよ!いつも楽しんでみています! これからも応えんしているよ! またキズなんで!ばいばーい♪ ねむねむかかおより。


お日様さんだ!

どーも(`。・ω・。)元紗蘭の花凜だよっ*。ヾ(。>v<。)ノ゙*。 よろしくねっo(。・ω・。)o *本題* お日様さんだ! 相変わらず、すごくいい小説を書くね──! おつかりん(`・ω・´)ゞ


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