きっと、あえる
「俺、明後日転校するんだ」 桜の花びらが舞う4月。幼馴染の海斗から出てきた衝撃の言葉。 震える口元、つばをのみ込む音が、今だけはっきりと聞こえる。私は冷たい海斗の背中を見送ることしかできなかった。 「…な、飛那!」 友人の貴子によって、私は我に返った。 「あ、ごめん」 私は慌てて返事をする。 「飛那大丈夫?体調でも悪いの?」 貴子が心配してくれることに、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 海斗が転校するってだけで、崩れそうになるなんて… 「じゃあこの問題を…飛那さんお願いします」 え…!? やばい、先生の話聞いてなかった!貴子に助けを求めるも、わからないと言って首を振っていた。 どうしよう、!! 完全にパニック状態になった、そのとき、 トントン 誰かが私の肩を優しく叩いてくれている。 「え…?」 後ろを振り返れば、海斗がノートにおっきく答えを書いてくれていた。 ああ、ずるいなぁ、海斗は。私も思わず微笑んでしまった。 この時間がずっと続けばいいのに。私のわがままがどうしても頭に浮かんでしまう。 ついに転校の時が来た。 朝、いつものように下駄箱で声をかけてくれる。 「飛那、おはよう」 「お、おはよう」 貴子がにやにやしている。も~!と、心のなかで叫ぶ。すると、急に海斗の顔が暗くなった。そして、 「飛那、放課後一緒に帰ろう」 海斗の真剣な目に、私は頷くしかなかった。 放課後、私達は一緒に帰った。貴子はというと、「私も男子と帰るから」と言って、呑気に教室を立ち去っていった。 しばらく黙っていたが、海斗の方から口を動かした。 「俺、さみしい、大切な人と別れるなんて」 私も返す。 「私もさみしい、大切な人を失うなんて」 「やだなぁ、俺は死なないよ」 あはは… 私達はしばらく笑った。 でも、この真っ赤な夕日を、君と見るのももう最後。だから…… そうして、私達の分かれ道にたどり着いた。きっと海斗も私と同じ気持ちだ。 そう願って、私は涙をこらえて伝える。 「きっとまた、私達はあえるよね!」 海斗の目元も光っていた。 「きっとな!」 そうして、私達は誓う。 『また、会える日まで!』 きっと、いや、絶対あえる。
みんなの答え
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めっちゃ感動した!!
どーも(`。・ω・。)元紗蘭の花凜だよっ*。ヾ(。>v<。)ノ゙*。 よろしくねっo(。・ω・。)o *本題* めっちゃ感動した!! おつかりん(`・ω・´)ゞ
大丈夫
大丈夫だよ わたしの友達も家族のじじょうでひこしゃったけど 「また会おう」 と言ってくれたから安心したんだ。 だから大丈夫