夕焼けの見える屋上での告白
私は、夕焼けの見える屋上に、安西くんを呼び出した。 今日は、告白すると決めた日。 おそらく地味な私になんかには、もうどんな出来事が起こるのか、予想はついている。 トイレに言って、手を洗い、身だしなみを整え、屋上へ向かう。 屋上には、もう安西くんが待っていた。 「どうした?茉莉(まり)なにかあったの?」 「私は、ずっと...安西くんのことが好きでした。私と付き合ってください」 「えっ_________」 返事にドキドキする私と、いきなり私に告白され、戸惑った安西くん。 (やっぱり、こんな地味な私じゃ、好意だなんて、抱かないよね....。私って馬鹿だな...。どうして、クラスで目立っている安西くんに告白なんかしようとしちゃったんだろう) しばらく沈黙が続き、私は振られたと思い、悲しくなった。 切なくて、胸がキリキリして、苦しくて、辛くて.....。 「じゃあ、私、もう帰るね。また来週、会おうね」 (多分、振られたんだろうな_____こんなことになるぐらいなら、しなきゃよかった______) その瞬間、私は安西くんに腕を掴まれた。 「ゴメン!僕は、茉莉のことが好き。だから、僕と付き合ってください」 「うん...!私も....。」