私の甘酸っぱい初恋
「ほら、これ。おいしいよ」 そう言って彼は私にレモンジュースを差し出した。 「ははっ。ほんとだ。甘酸っぱくておいしい」 彼の笑い声が空に響き渡った。 私は高梨みんと。 男前ってみんなに言われてるけど、実は可愛いものが大好き。 誰にも言ったことがないけど、同じクラスの坂口けんとは私の趣味を認めて褒めてくれる。 私の初恋の人。はじめて女としてみてくれている人。 ある日のこと。 家が嫌いな私はいつものように公園に行った。 いつものようにイヤホンを耳にかけ、いつもの曲を聴く。 これが私の日課。 すると突然けんとがひょいっと顔を出した。 「ほら、これ。おいしいよ。みんとが好きそうだと思って…」 飲んでみると確かに美味しかった。甘酸っぱいものが好きな私にとってこのジュースは絶品だった。けんとがくれたものだしぃ(照)そんな感じで浮かれていると突然けんとが口を開いた。 「俺、来月引っ越すんだ。みんなにはまだ言ってない。みんとに先に言っておこうと思って」 正直困惑した。急に言われても…そう思った。 「ずっと迷った。引っ越しが決まってから。でも、みんとには言っておきたくて。」 急に言われたって困る、ほんとはそう言いたかった。でも、でもっっ…!好きなら全力で応援しなきゃ、そう思ったから。 「そっか、頑張ってね。応援してるよ。」 涙をこらえてそう言った。彼の笑顔と涙が私の心へと響き渡った。 そして、今私は彼の隣にいる。 大好きな彼の隣で大好きなジュースを飲んで。 私の甘酸っぱい初恋はまだまだ終わらない。
みんなの答え
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面白かったです!
面白い話でした! 細かく言うとどうしてけんとのとなりに、みんとがいるのか気になりました。(年下なのにえらそうにしてごめんなさい) 以上です!また小説書いてください!