短編小説みんなの答え:4

恋とキズなんと一緒にすごす私のルーティン

スマホのアラームがさりげなくなるところから、 私の一日は始まる。 カーテンを開けて、大きく伸びをする。 頭の中は自然と、“彼”のことでいっぱいになっていた。 告白するにはまだ早いし―、なんて、 顔を赤らめながら考える。 でも、私のことを好きになってもらうために、 私は毎日努力してる。 ベッドを整えて、制服を着て、髪をとかして、お気に入りのシュシュでいつものポニーテールにする。 お母さんのいるリビングまで行って、 「おはよう!」とニッコリする。 お母さんのつくるホットケーキをパクパク食べて、 歯磨きをする。 時間になったら、お母さんに「行ってきます」を言う。 そうして学校に向かう。 先生はコワイ。 学校で一番恐れられている先生。 その先生に当たってしまった私は、毎日叱られっぱなしだ。 そのかわり、好きな“彼”とは同じクラスで、 しかも隣の席だけどね! あ、そろそろ“彼”のことを話してもいいかも。 彼の名前は遠藤 李豆夢(えんどう りずむ)。不思議な名前だけど日本人らしいよ! 彼はクラスの人気者。 漆黒のサラサラな髪がポイントの、 イケメン。 困ったときは、制服の袖を強く抑える癖がある子。 言わなくてもわかるだろうけれども、 私は彼が好きなのです! まあ、最初の方の文章から分かってたでしょうけど! 先生に叱られっぱなしの学校からようやく抜け出せた。 これが子供心というのか、子供は、 怒られるのが面倒くさいのだ。 きっと読者の中にも、共感する人いるよね!?ね!? 家に着いたら、ただいまを言うが早いか、 すぐにスマホにかじりつく。 李豆夢くんとのLINEを10分ほどやったとは、 キズなんを開く。 私、キズなん民の一人なんだよねー。 そうして夕飯に呼ばれる。 大好物のコロッケをほおばる。 お風呂に入って歯磨きをする。 宿題を慌ててしながら、それでも彼のことで頭がいっぱいだ。 布団にもぐってからも、キズなんをチェックする。 相談をする。 『私には好きな人がいます。両想いになるためにはどんな工夫が必要ですか?』 ※この物語はフィクションです

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