あんなに元気だったのに。
私は自分の家からから恵(めぐみ)の家に向かって全力で走っていた 「真知子(まちこ)、また明日、いつもの公園で遊ぼうね!」 これが恵が元気な時に言ってくれた、最後の言葉。 次の日、時間になっても恵が来ない。恵の家に向かった。 すると、恵のお母さんはこう言った。 「恵は、病気で入院したよ。」 私は急に言われ、意味がわからなかった。もう一度聞くと、恵はALSと言う、身体中の筋肉が動かなくなってしまう病気になってしまった。私はすぐに病院に向かった。ベットの上にいたのは、いくつもの管やチューブが付けられて、痛々しい姿の恵だった。 そして2ヶ月後。急に私の家に電話がかかってきた。恵が急変したそうだ。私はすぐに病院に向かった。でももう、手遅れだった。私がついた時、もう恵は心肺停止状態で、心臓が止まってから30分経っていた。私はその場で泣き崩れた。今までの恵との楽しかったことを思い出していた。一緒の練習しただるま周り。作文の宿題が終わって一安心したあの笑顔。そして………果たせなかった最後の恵との約束。『また明日、いつもの公園で遊ぼうね!』波形はVF 。もう恵が目を覚ますことは2度とない。目の前にいるのは恵じゃない。恵の死体だ。私はその場でずっと泣いていた。 1ヶ月後。今は算数の授業。ふと振り返ると恵がいた後ろの席。今まはもう、誰もいない。私は空を見た。あたりは雲もない。その時、恵の声が聞こえたような気がした。『私の分も生きて!』私はだれにも気づかれないように、そっと涙を拭いた。