短編小説みんなの答え:0

『ないものねだり』

「いいな、君は飛べて」 振り返ると、そこには白い兎がいた。 『…なんで?』 僕は兎に背中を向けたままそう聞いた。 「私は、狼とか怖い獣から逃げなきゃ行けないの。だから必死に走るんだけど、私遅いから…。飛べたら直ぐに逃げれるでしょ?」 兎は掠れた声で言った。 『僕だって、君が羨ましいさ』 「え?」 くるっと振り向き兎の方を向く。 『餌を見つけても他の鳥に取られちゃうし。卵が狙われてちゃうし。その分足があったら…ね?』 微笑むと、兎もつられて笑った。 「そっか。じゃあ私たちないものねだりだったんだね」 『そうだね、でも今の状況も悪いもんじゃないでしょ?』 兎は少し考えてから「確かに…」と口を開いた。 「うん、群れの皆んなは優しいし…穴の中の生活も楽しい。」 『僕もすごく楽しいよ!だからさ、今を楽しもうよ!確かに苦しいこともあるし、怖いこととか嫌なこともある。でも、そんな時は逃げればいいんだ!嫌なことばかりに目を向けてたら疲れちゃうでしょ?それに君、群れと一緒にいる時とても楽しそうだよ』 そう言うとびっくりしたような顔で此方を見た。 「見てたの⁈」 『ううん、たまたま目にとまって。僕、色んな動物を観察するのが趣味なんだ。』 「そうなんだぁ…あ、私呼ばれてるから!じゃあね!…ありがとう!」 兎は手を振ってジャンプしながら去っていった。 『…僕からもありがとうね。』 少し羽毛が抜けた羽根を見つめて、また微笑んだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー どうも蘇露伊(そろい)です。初めて書いた&語彙力がないのでこのような意味が分からない話になってしまいました。 ないものねだり…というのは多分大体の人がしたことあると思います。あの子が羨ましいなぁとかあの先生、あの子のお母さんはいいなぁ…とか。でも、自分の状況を見てみると意外に恵まれてたりします。いや、いじめとか虐待とかは別ですが。ないものねだりも嫌な状況から逃げ出せずにいることも疲れてしまいますし、自分を否定してしまうから、たまに逃げようということを言いたかったのです。すいません。では、もし次会うことがあれば!

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