きみは海に沈む
ざーざーざー 海の音が鳴る、 橙の混じった青の海のなかに、 ひとつの人陰 「ねえ、もし僕が死んだら、海に投げてよ、きみがだよ?」 瞳を閉じて、箱を大切そうにもっている少し髪の長い少年に、そんな言葉が聞こえた 驚いて目を開ける少年、 さーさー 周りには誰もいない、 嗚呼、幻聴だ、この前からそうだね、 きみがいなくなってからこんなことばかり、 「俺は、、どうしたらいい、、」 俺はこいつを投げることができない、怖いんだ、これを投げると、こいつを投げると、忘れる気がするんだ 「大丈夫、きっと僕がきみを守る、きみが忘れても、僕が覚えてる、」 まただ、また、あいつの声が聞こえる、 嗚呼、嫌だ、投げたくない、 でも、あいつの夢だ、海の中に、深い海に潜ること、ちょっとは先に投げといてやろう 少年は蓋を開けた、するとひとつの封筒が 「ん?なんだこれ『黒へ、ちゃんと読んでね』、、、」 中を見てみると、今までの思い出が書き残してある日記と、最期に"彼"が書いたであろう少年への手紙、『10年後の黒へ!』 少年は日記を見る、結構最近のページになってくると文字数が少なくなると共に字が震えているように見える、そこには 『今日は黒の隣から引っ越してはや1週間、僕は倒れて病院に運ばれた、もう、僕は死んじゃうかもって、黒には言わないでっていったけど、流石に寂しいから手紙を書いておこう』 『今日は病院に運ばれて1週間、思ったよりも長く生きている、でももう限界かも、ちゃんと海に投げてくれるかな?僕のことを、しろって、よんでくれるかな?』 後ろからのページはたくさんの写真があった詩露とその家族の写真、詩露と黒の写真、小さい頃から今までなものが全て、、 遊園地に行った時、遠足に行った時、卒業式の時、入学式の時、、、詩露が、引っ越す時、、 黒は涙を流した、やっぱり寂しい、離れるのが嫌だ、と、 「でも、詩露の最期の願い、、、叶えてやろう、」 手紙を避けて遺骨のみをとる、優しく、壊さないように 「じゃあな、俺はお前のことを、、詩露のこと!覚えてだからさ!お前も覚えといてくれ ・・ よ!またな!」 さらさら ざーざーざー 辺りは暗くなって、月に照らされた海だけが明るく見えた なぁ、詩露、 「今日はお前の誕生日だからかー!?月が!綺麗だぜーーー!!!!!!」 静かな海に響く少年の声、それは悲しみの色はない、まっすぐな声、 その少年の目に映った月は、いつもの月とは見え方が違う、、、かも?
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これが。。。
これが。。。意味深いということかぁ (自分大丈夫かな?w)