相手
言っておくが、あの子と私はただの親友というだけの関係だ。 しかも同性、恋愛的に好きだというわけではない。 だけど、依存してしまう。 ガヤガヤ ガヤガヤ 歩く廊下、あの子の姿。 中2になってあの子と違うクラスになった。 まあ隣のクラスというだけでも嬉しい。教科書忘れや、話し相手が欲しい時には真っ先に私に頼るだろう。なんせ、私達は親友なのだ。 しかもあの子が最初に誘ってきて、最初に親友になろうと言い出して。 私のこうなった全部の理由も、責任もあの子にある。 あの子が、知らない人と、喋ってる。 どうせクラスのしょうもない奴だろうな、 顔可愛いな。 ニコニコしてるな、 私と話をしている時は落ち着いて静かでダウナーな感じなのに。 つまらないの?私。 え?乗り換えるの?捨てるの?あなたがこうしたのに?は?はあ?は???はあ?あ? タヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒね。 これがいつもの私の脳内である。 「あ?りかちゃんじゃん!」 あああああああああああああああああああああああああああああああああああ! タヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒね大好き大好き!大好き!大好き!元気だね!あひゃ!ははは!!!タヒね! 帰り道 『ねえ、面倒くさい事言うけどいい?』 「ええよ?」 『無理に私と親友とかせんでいいよ。どうせ面倒くさいよ。私はさあ。面倒くさかったら嫌って言ってね。離れるから。』 「親友だよ、絶対に」 じゃあ、一時期無視してたのはなんなの?あのときクラスもおんなじで毎日話もしてたじゃん? いつも、聞きたかったことはすぐにのらりくらりとかわされる。 こんなの、親友なの? 私、あなたを一番信頼してて一番大好きなの。 ねえ!ねえ!!ねえねえねえ!!!!ぁぁぁぁぁ!!! 今さっきのこんな考えも、あなたの一言ですぐに捨てられた。 『そっか、ありがと!!』 じゃあ、これからも親友でいてね。』 こうやってズルズル続く、親友の関係。