思い出の猫
ん? ある日私は捨て猫を拾った。 とても悲しい顔をしていた。 どうやら足を痛めているようだ。病院に連れて行き、見てもらい、飼ってみることにした。 私の名前は「りか」。大学生の一人暮らしだ。 ペットokなアパートだったため、先住猫のちゃちゃと一緒に飼うことにした。 お腹すいたよね、ご飯食べる? そう言ってご飯を差し出すと、むしゃむしゃと頬張っていた。 私は微笑みながら観察していた。 名前は…リボン!リボンにしよう! その夜、お風呂に入れてあげてから、寝た。 ガタッガタガタッ 窓が開く音がした。 ん…なに? 起き上がると、リボンが姿を消していた。 リボン「お月様、お月様、わたしをにんげんにしてください。」 その瞬間流星群が流れて、キラキラっと可愛らしい小さい女の子になってしまった。 ゆ、め? 私は夢だと思い、寝てしまった。 朝、起きたらリボンがいなかった。 必死に探していると、ピンポンとたずねびとがきた。 「こんにちは!私、リボン!拾われた、リボンだよ!」 え、? 信じられなかった。猫が人間になるなんて、 あ、あ、入っていいよ、? 「やった!じゃ、お邪魔します!」 私がお茶を出すと、「これなに?と尋ねてきた。」 これはお茶だよ。そういうと、飲んでいた。 「苦っ!」 ごめんごめん、苦かったかな_? 「私ね、月に住んでるお姫様なの。」 お、お姫様!? 「お父様が怖くて地球に逃げ出したら、間違えて猫になっちゃって。」 「でも、お月様に怒られるから、いつか帰らないとなの。」 え、、、え? ますます混乱した。お姫様が、猫?人間? 「でも、助けてくれたから、1つ恩返ししてから帰りなさいって。」 恩返し?なんの? 「助けてくれたからって言ったじゃん!で、なにがいいの?」 あ、えっとお 「早く!早く!」 じゃ、じゃあ、これ見て! 「ん?なにこのキラキラしたやつ!すごーい!」 これ、宝石って言うんだ!私、どうしてもアメジストが欲しかったの! でも、こんなの買うには高いし、手に入んないから、、、 「任せて!私の魔法でやってあげる!でも、魔法は夜にしか使えないから明日、ポケットの中を見てみて!」 え、ほんと!? 「うん!」 夜 「じゃあ行ってくるね!」 うん!楽しみにしてる! 「…バイバイ」 なに?聞き取れなかった。 私はその後そのまま眠りに落ちてしまった。 朝 むにゃ…ん? あ、リボン!じゃなくてちゃちゃか。リボンはどこ? ちゃちゃ:にゃあお。(失礼しちゃうにゃ) やっぱり夢だったのかな、と思いながらも探してみた。 探すと、一通の手紙が見つかった。 「ごめんなさい。恩返ししたら帰ってって言われたことが言えなかった。私はアメジストを置いて帰ります。さようなら…!」 __夢じゃ、なかった?__ 私は急いでクリーム色のカーディガンのポケットの中を探してみた。 アメジストだ…キラキラ輝いてる。 私の目から大粒の涙がぽつんとこぼれ落ちた。 リボン… 思いついたかのようにそそくさとリボンの絵を描いて、飾ってみた。心が温かくなった。 私は大人になって、おばあちゃんになった。でも、リボンのことは一生忘れない。 病気で亡くなった、2月7日の朝5時7分。アメジストとリボンの絵は遺品として残された。 「りか、私のことを覚えててくれてありがとう__。」 不意にそんなリボンの声が聞こえた気がした。