短編小説みんなの答え:1

いまの自分にできること

私は友美。 今、色々な事に追われている。 塾の習題、委員会の仕事、親… 何からやればいいんだろうか? 今、自分は何ができるのか? 相談できる友達はいない… 大人も信用できない… 私はいつもクラスの中で1人だけで過ごす人だから、私の話を聞いてくれる人などいるとは思えない… そんなことを考えているうちに時間は過ぎていく。 「何時だと思ってるの!来年は中学生とはいえ、子供が起きている時間じゃないでしょう!」 昔から変わっていない聞きなれた親のセリフを耳障りに思いながら、私は布団に入った。 明後日までにあれやらなきゃ。あとあれは来週…明日は習い事があるから… いつのまにか眠っていたようだ。朝になり、私は様々な問題をかかえながらも学校へ行った。 「転校生の春花さんです。もう知っている人もいると思いますが。」 何でこっちに来るんだ?と思ったら、春花は私の後ろの席らしい。一番後ろの席で、となりはいない。 Γ…後ろで1人は、かわいそうですね。友美さん、春花さんのとなりへ行ってあげて下さい。」 先生にとんでもない事を言われ、「ぇ」と言ってしまった。 昔から人と関われない私が?初対面のとなりに?? そう思いながらも、仕方なく後ろの席に行った。 休み時間に1人で本を読んでいるとき、春花は話しかけてきた。 どうしたの?と。 え、何が、と言うと、さみしそうな顔をしているよ。と言った。 そんな顔してたかと思ったが、していたかもしれない。 どうするか、と まよったが、話すことに決めた。 自分のなやみを話すと、春花は口を開いた。 「がんばったね、大丈夫だよ。」 そう言われ、初めて気付いた。 そうだ、今の自分がするべきことは、 自信をもつことだ。

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