夏の戦場
7月下旬、少し大きなホールに、夏の戦場はやってくる。 「○○市立○○中学校」 「指揮は、○○です」 顔にあたる光が熱く、眩しい。 私がこの舞台に乗れるのは今年が最後。 私は沢山練習してきた。大丈夫だ。 悔しい思いをしたパート分けだって、散々練習して勝ち取ったけれど冷ややかな目で見られたソロのオーディションだって、乗り越えてきたじゃないか。 …でも、やれること全てをやったのか? 家でダラダラしていた時間も、全て部活にあてていれば、もっとクオリティの高いものが出来ていたかもしれない。 そんな時、胸から熱いものが込み上げてきた。これは、大きな舞台への喜びと次の舞台へ行きたいという…自分に対する大きな期待だ。 …そうだ、今は、今だけは、不安になっちゃいけない。前の学校が上手かろうと、途中で失敗があろうと、全てを出し切ってやる。 指揮の手が上がり、楽器に手をかける。 さあ、決戦のときだ。 おわり
みんなの答え
辛口の答え
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めちゃいい・・・
コンクール前の緊張感がすごくよく伝わってきました!! 最後の一文「さあ、決戦の時だ。」がめちゃくちゃカッコいいです!!
凄い
短編で見やすくて良いですね!面白いです。
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