叶わなくても、好き
私は、自分の名前が嫌いだ。加藤 涙子。それが私の名前。ルイコじゃなくて、ティアラと読む。この名前のせいで、毎日がつらい。 学校に行けばからかわれ、かばってくれる友達もいない。毎晩ベッドで、声を押し殺して泣く。まるで、毎日涙を流すことを宿命づけられて いるみたい。あの時までは、そう思っていた。こんな名前を、いい名前だって、あの人が言ってくれるまでは。その人は、 クラスメイトの杉村 海斗くん。私と同じ14歳で・・・私のお兄ちゃんだ。正確に言うと、義理のお兄ちゃん。 私のお母さんと海斗くんのお父さんの再婚で、私達は同級生であり兄弟でもあるという、ちょっと複雑な関係になったんだ。 私のほうが誕生日が遅いから、海斗くんがお兄ちゃんってことになった。私に友達がいなくなったのも、その影響がちょっとある。 なぜなら海斗くんは、学校一のモテ男子だから。そんな海斗くんは、えらそうなところもあるけど、人が傷つくことを言ったり、 人が一生懸命やったことをバカにすることは、絶対にしなかった。何より、みんなが私の名前をからかうたびに、私をかばって怒ってくれた。 そして私は、そんな海斗くんに、初めての恋をしてしまったんだ。今日は、ようやく告白すると決めた日。今、私と海斗くんは、 校舎裏にいる。「私、海斗くんが」緊張と不安で言葉が出ない。「大丈夫か?ティアラ。お前、顔が真っ赤だぞ。熱でもあるんじゃ・・・」「ちっ、ちがうの!」突然大きな声を出した私に、海斗くんはおどろいていた。「好き。」「えっ?」「私、海斗くんが好き。」 ちんもくが流れる。しばらくして、海斗くんの、「ごめん。」って声が聞こえた。「俺は、ティアラのこと、妹だとしか思えない。」 あぁ。私、フラれたんだ。心の奥では分かってた。私は海斗くんの妹だから、これは絶対叶わない恋だって。 分かってたはずなのに。なのに。涙が、止まらない。「ごめん。ごめんな。」海斗くん、海斗くん。謝らないで。私が勝手に 好きになったのに、海斗くんを苦しませたくない。「いいの。私は海斗くんの妹で幸せだから。」この一言と同時に、心の中で言った。 サヨナラ、私の初恋。って。
みんなの答え
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大丈夫
がんばれ👍ティアラちゃんならできる
辛いねぇぇーーー。
こんちゃ☆こーぽーだよ☆ カイトーーーー優しいなあお前、罪な男だ☆ 今は大阪のおばちゃん出てないよう☆ てぃあらちゃん、もっといい人を見つけてね!頑張れよ☆ ネコ娘さん、いい文章、ありがとう☆ byこーぽー☆
感動した
こんにちは♪ 娃乃でーす(*´∀`*) My name is Ano nice to meet you めっちゃ感動しました 初恋あるある的な感じで切ない 話がスッと入ってとてもいいお話でした♪ Thank you