新しい恋の一歩。
「ひより先輩っ!!ずっと、前から好き、なんです、、。お、俺と付き合ってくれん?」 顔をあからめ、拳を握っている後輩の空太(そらた)をみると、いつものふざけたのとは違う、本気なんだ、ってわかった。 でも、私にはつらい過去がある。 ー1年前ー 「太一(たいち)ー!」この後ろ姿で、すぐに太一ってわかった。「おー。ひより!」私達はね。そう、中2のカップル。今から学校に行くところなの。 自然と二人で手を繋いで歩く。私はこの、なんでもないけど二人で歩くこの時間が大好きなのだ。 コロン 「「あ。」」いま落ちたサッカーボールのキーホルダーは、私が太一のためにつくったもの。 「まだ持っててくれたんだ」「そりゃあ、ね。」 私は紐がほどけたキーホルダーを拾いにいくために、太一の手を、離した。 ププーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!! 目の前に大きなトラックが突っ込んでくる。信号無視だ。 「っ!」目を閉じた瞬間ーーー ドン!! あ、れ、?太一が、私を押して、私の、かわりに、トラックに、轢かれーーーーーーーーーー!!! 「先輩?ひより先輩!!!!」空太が言う。 「え、あ、ごめん。」いけない、ボーッとしていた。 「で、どうなんすか。」断ろうとした、その時。 「あ、あの先輩じゃない?イケメンな彼氏を自分のかわりに死なせたやつ!」二人の女子が話している。 空太が目を見開く。 「てめえ!!!!」空太はその女子たちの方へ行くと、怒鳴った。ムードメーカーの空太が怒るのは珍しい。 「俺はそんなことよく知らねえけど、先輩はそんなことしねえよ!てめえらになにがわかんだよ。変な言い方するんじゃねえよ!!!!!」 「ご、ごめんなさい、、。」驚いた女の子達はそそくさと逃げていった。 「空太、ありがと。」「は、はい」 「あの、俺と、付き合ってください」 「うん、いいよ」 自分でも、こんなにスラッと言葉がでると思っていなくて、驚いた。 「よっしゃあああああああああああ!」 隣で空太が叫んでいる。 「空太、今からあなたに、私の過去を話すね。」 空太が突然真顔になったので、そのようすに大爆笑してしまった。 五分後。 「じゃあ、話すね。1年前のことなんだけどーーーーーー」 (ごめんなあ。でも、俺に気を使わないでな。俺は、ひよりが幸せならおれはそれでいい、満足だから…。) それが太一の、最後の言葉。 私はこの2人のおかげで、新しい一歩を踏み出せた。 ありがとう。 ーあとがきー こんにちは!!読んでくれてありがとう! ひーです! 初めて小説かいたけどどーだった?? 読んだら感想教えて!!! じゃ、またね!!