絶対に負けないから。
バシュンッ 体育館。 バトミントンラケット。 わたしの強烈なスマッシュは相手の足元へと落ちていった。 よし、21-12。わたしの勝ち。 わたしは5歳からバトミントンを習い始め、今年で14歳になる。 今は中学のバトミントン部のエースだ。 どんな相手でもわたしの武器、スマッシュで絶対に負けない。 今日も練習を終え、帰路に着く。 帰りたくない…な。 家の前に着き、ガチャっと鍵を開け、中に入る。 留守…か。どうせらんのレッスンだろうな。 わたしの妹、らんはとてつもないバトミントンの才能があった。 わたしと違って可愛くて、愛想がいい。 ふぅ、とため息をついて、いつも通りご飯の支度をする。 「ただいまぁ」 らんとお母さんの声。 「あぁ、帰ってたのね」 お母さんがわたしの顔を見てそう言った。 「うん、ただいま。お母さん、今日、バトミントンの大会が…」 「その話は後から聞くわね。それよりらん。休憩は終わり。練習するわよ」 聞いてもらえない悲しみはわたしの涙とともに足元へと滴り落ちていった。 きっとお母さんはわたしの涙にすら気づいていない。 そんなもんだよね。 時計が23時を示した後わたしは家を飛び出した。 2人は寝ている。 暗い公園でひたすらラケットを振る。 絶対に、絶対に負けない。 たとえ、応援してくれる人がいなくたって、才能がなくたって、絶対に負けないから。 バトミントン、地区大会。 わたしは絶対に負けない。 チャンス到来! わたしはシャトルに合わせてステップを踏み思いっきりラケットを振る。 絶対に負けないから!! バシュンッ よし、今日も決まった。
みんなの答え
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『わたし』に共感
こんにちは 娃乃でーす(*^^*) メリークリスマス Hi my name is Ano nice to meet you 《本題》 めっちゃ共感しました。 すごくよかったです! 《終了》 良いお年を ばいちゃ Thank you very much See you next time