魔法のリップ
私は、北野柚寿菜(きたのゆずな)。ごく普通の中学二年生。 おしゃれやメイクには一切興味がなく、着ているのは、学校では制服、家ではジャージ。よく、読者モデルをしている姉の柚寿華(ゆずか)から、 「あんた、もう中二なんだし、いい加減、ちょっとはおしゃれをしなさいよ。」 と言われる。 (ふぅ。そんなことを言われてもねぇ・・・・・・。興味がないことをしようとするなんて、無理だよ・・・・・・。) 十一月二十四日。今日は、私の十四歳の誕生日。朝、学校に行ったら、友達から、祝いの言葉とプレゼントをもらった。そして、親友の陽葵(ひまり)ちゃんは、 「柚寿菜、お誕生日おめでとう。はい、これ、私からの誕プレ。○○の色付きリップだよ。」 と言い、私に有名なコスメブランドの色付きリップをくれた。 (色付きリップかぁ・・・・・・。メイクに興味がない私にとっては、ちょっとなぁ・・・・・・。誕プレをくれた陽葵ちゃんには、申し訳ないけど・・・・・・。) その晩。柚寿華お姉ちゃんに、このことを話した。そしたら、 「へぇー、そうなんだ。そんで、色付きリップをどうすればいいかって?そりゃあ、色付きリップは、ちょっとおしゃれしたいときとか、好きな子と会うときとかにつけるものでしょ。」 と、当然の答えが返ってきた。 (まあ、明日の土曜日の午後、友達とショッピングに行く予定だし、そのときにこの色付きリップを使おうかな。) 次の日のお昼ごろ。私は、身支度をするときに、色付きリップを塗ってみた。淡いピンク色なので、つけたところで、そこまでは目立たない。しかし、私は、色付きリップを塗った自分の顔を見て、びっくりした。 「大人っぽい・・・・・・!」 色付きリップを少し塗っただけで、こんなに大人びて見えるなんて──! まるで、魔法にかかったみたいだ。顔は変わっていないのに、どこか、大人っぽさが増した気がする。 (メイクって、こんなに可愛くなれるんだ・・・・・・!凄い・・・・・・!) それ以来、私は、お出かけのときなどに色付きリップを使うようになった。このリップを塗るだけで、ちょっぴり背伸びをできる気がする。 (これは、名前をつけるなら、『魔法のリップ』かな!ふふっ。) そう思い、私は、手鏡を見て、リップを塗り直した。
みんなの答え
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わたしよりうまい…
はい、返信遅れてすみません。 感想です。ちゃんと起承転結ができててすごいなと思いました。 コスメに興味がない女の子から一気にお出かけするときにはリップをつけるようになったのは驚きました。 短文すみません。(@^^)/~~~
すごいっ!(゚ロ゚屮)屮
おはこんばんにちは(^^♪しゅまろだよ~!(*´▽`*) 新年早々風邪ひいた人ですw ,゚.:。+゚ほんだぁい,゚.:。+゚ まず一言。 すごいっ!(゚ロ゚屮)屮 題名もいいし、なんか心にざっくり来るような感じ!((語彙力なし 花凜ちゃん前しゅまろの短編小説の回答に「手も足も出ない」って書いてくれたの覚えてる? それ見た瞬間嬉しかったんだけど… いやいや!こっちが手も足も出ないよ!すごい小説沢山書いてるもん! 次回作も期待してるね! ヾ(*´∀`*)ノばいばぁい,゚.:。+゚
良かったね!
こんちゃ☆こーぽーだよ☆少し休んですいません☆ ヒロイン可愛いすぎる☆ 友達からもらって、それを機に、自分が変わっていくってすごいロマンチック☆ これを恋愛にした小説書いて欲しいな☆頑張ってください☆
誕生日一緒!!
こんにちは 陽香です♪ 私と誕生日一緒だ!!すごーい! 誕プレにリップ!いいねぇ 友達にひまりっているし、14歳の誕プレでくれないかなぁ...ww リップで人生変わったんだ!友達に感謝だね☆ 魔法のリップっていう名前、めっちゃ合ってると思う! 次の投稿も楽しみにしてるよーっ!! (^ ^)/~ばぁい