転転生生 ~ミクの短い物語~
はぁ…辛い。私はミク。成績悪い中学2年生。どっちかといえば…陰キャ。 頭がボーっとしますね、、、このテストの点数なんて言うかな?お母さん… 200点中30点ってどんな点数だよ…。 プーッッッ!!!なんか、きこえる。うるせぇんだよ。振り向いた。 トラック。こっちにむかって走ってくる!死…死にたくないよ… プーッッッ!!!もう…終わった。 「キャー!だれか…人が倒れているわ!」 「おい!救急車をよべ!」 声が聞こえる。痛い。ひかれたのかなぁ。もう終わりだぁ…。なんか急に痛みがなくなって…あれ?ポチ?なに?花畑? ポチは私の飼っていた犬。でも、一年前にお空に行っちゃったはずなのに、なんでいるの?ほんとにポチ?ポチが走ってくる。 「ポチッ!」 私の胸にとびこんできた…って思ったらポチが消えた。 もう、花畑じゃない。霧でなにもみえない。声が降ってきた。 「あなたは、もう一度人生をやり直すチャンスがあります。でも『ミク』ではなく他のものになってください」 はぁ?他のもの?漫画でみたことある。転生…っていうんだっけ?何になるの? 空間がかわった。なにこれ?なんでせまーい箱みたいなのに閉じ込められてるの? わっ!わっ!でかい手が私をつまんでるんだけど…なにこれ、私、シャーペンの芯になってる? ボキッ! 「あ…折れた」 きゃッ!痛い。シャーペンの芯(私)が折れたの…?痛い。ボーっとする。 空間がかわった。あれ?喋りかけられてる? 「聞いてますか?リコさん!」 「えっ?」 「『えっ?』じゃありません!授業に集中してください!」 私は、小学生の女の子の生徒になっているみたいだ。まぁ…人間でよかった。 ん?気配が… 後ろをみると女の子が着ているフワフワのセーターが目にはいった。 セーターのフワフワはポチの毛みたいだ。 私は、ポチの視線を感じた。