時を超えて、会いに行く
私は、時々夢を見る。 だけど、目を覚ました時には、何も思い出せない。 ただ、微かに覚えているのは、 “誰かにものすごく会いたい”ってことだけ。 そんなことを考えながらぼおっと歩いていると、誰かからものすごい勢いで後ろに引っ張られた。 「危ない!信号赤だぞ。 ここは車も多い。戦も何もない世の中で暮らしているのに、命を軽々しく扱うんじゃないよ。」 彼の言葉は、最初は厳しいのかと思ったけど、優しく心に刻み込まれた。 振り返ると、急に頭痛がする。 「君!大丈夫か?それにしても、君は、、、 もしかして、、、どこかで、、、 姫様?」 そこで昨日の夢に戻る。今度は意識がはっきりとしている。そこは、少なくとも今より1000年前。 目の前にいるのはさっきの彼。そしてもう1人。綺麗な。ううん、血に塗れた服を着た、 強そうなお姫様。 「姫様、こんな時にすいません。あの、俺。」 「元の時代に帰る方法が見つかったのか。良かったな。」 「すいません。戦の最中、しかも姫様が怪我をなさっている時に。」 「顔を上げろ。お前は何も悪くない。ただ帰る前に一つだけ問いたい。お前が住む未来は、平和な世なのか?」 「はい、少なくとも、私の国では戦での血は流れておりません。」 「そうか。ならよい。我はお前が帰ったあと、次期王として、この国を平和へと導き、お前が住む世界を、未来を、もっとお前が誇れるものにしてやると誓おう。」 「平和な世界を、俺は姫様と一緒に見たかったです。見せてあげたかった.....」 「我もお前といる日々は楽しかった。 そうだな。お前が寂しいというなら、我は、時を超えて、何度生まれ変わっても、必ず未来のお前に会いに行ってやろう。 時を超えて会えたその暁には、我にその景色を見せてくれ。約束だぞ。」 はっと我に帰り、今までの夢を急速に理解する。あれは私の前世だ。 気づくと涙が溢れている。 「今の私は、瀬名愛架。姫ではないけど、私に、綺麗な景色、見せてくれますか?」 「もちろん。姫様、、、ううん。愛架さん。」 (前世からの約束。守ってくれて、心から感謝する。) 頭の中に、姫様が囁くのが聞こえた。
みんなの答え
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戦いさえなければねえ、、
こんちゃ☆こーぽーだよ☆ 最近全然返信してないけど、みんなの小説読んで頂かせてもらっています。面白かった☆ 面白かった☆戦いさえなければ、二人は、、、 応援してます☆もっと書いて欲しい☆頑張ってください☆ これからもよろしくお願いします☆返信遅れてますが、全部読んでます。頑張ってください☆