夏の始まり
私は海鳥ひな。小6。スイミングスクールに通っている。私の行ってるスイミングスクールはバスで家から10分くらい。スイミングスクールの入り口でバスが止まり降りるとブワッと初夏の暑い空気が押し寄せてきた。足取りが重い。何より昨日学校で 同じスイミングスクールの同じクラスで泳いでいる幼馴染の青島カイとひょんなことで喧嘩してしまったのだ。カイと会うのは嫌だ。気まずい。話したくない。そんなことを考えながら着替えてプールサイドに向かった。カイがいた。こちらに気づくとサッと目を離した。いつもは話しかけてくるのに何なのよ。体操が終わってシャワーを浴びて水に入った。水は冷たかった。 まるで今のカイに対する気持ちのように、、 今日はクイックターンの練習の日だった。私はターンが苦手で、それもまた嫌になってきた。後ろを泳ぐカイに気をつけながら泳いだ。でもカイのことを考えて泳ぐうちに喧嘩、私も悪かったかな、、 と思うようになってきた。でも悔しかった私はそんな気持ちを押し殺そうとしていた。やがて練習が終わり、濡れる前髪を整えてパステルイエローのTシャツに短パンを履き外へ出た。時刻は10時20分。バスが来るまで時間がある。飲み物を買いに自販機へ向かった。安い炭酸ジュースを買い、バス停のベンチに座った。カイがいた。互いに気づいていたが、沈黙の時間が続いた。 でも、先に口を開いたのはカイだった。「昨日、ごめん。俺、すなぉにぃなれなかった」最後の方はゴニョゴニョ言っていたが 気持ちが伝わった。「私もごめん。悔しかったの」すっかりカイに対する冷たい気持ちは温まっていた。「お詫びのアイス」と言い、カイは私の好きなアイスを渡してくれた。「ありがと」笑顔で受け取ったアイスはいつもより美味しく感じた。これからの夏休み、私はカイと仲良くして過ごせそうだ。買った炭酸ジュースを開けるとプシュッとなった。私たちの青い夏の始まりを意味しているみたいだった。 最後までありがとうございました。今秋だけど夏の物語が書きたかったので書きました。 時々変な文になっているかもですけど多めにみてください。お願いします
みんなの答え
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すごい!
こんな表現できるなんて天才ですか天才ですね! 話もとても面白かったし、もし続編あったら読みたいくらいです! また書いてください!