不思議な夢<短編小説>
こんにちはレモンソーダです! 久しぶりに短編小説書きました! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「おはよう。」僕の一日は、その一言で始まる。窓から外を眺める。いつもと同じ風景が広がっている。 リビングに行って、いつもと同じアナウンサーのニュースを読む声を聞きながら、いつもと同じ朝食を食べる。 いつもと同じように制服を着て、いつもと同じように家の外に出る。駅まで歩く。 「おはよう。今日も頑張ろうね!」駅でいつものように同級生の優里花に声をかけられる。 「おはよう。」僕もいつもと同じように返す。 優里花といつもと同じ電車に乗って、学校に行く。ホームルームをして、授業を受けて、友達の陽翔とご飯を食べて、 午後の授業を受けて、電車に乗って、家に変える。いつも変わらない日々。 少しすると妹の里奈が返ってくる。「ただいま!」「おかえり。」 お母さんとお父さんが帰ってきて、ご飯を食べて、テレビを見て、オフロに入って歯を磨いて、寝る。 これが僕の一日。 その夜、僕は変わった夢を見た。どこからともなく、女の子の声がする。 「君はそのいつもと変わらない日々に飽きているのではないか?変えたいのではないか?」 女の子の声は言った。僕は、 「変えられるなら変えてほしい。」そう答えた。 「わかった。」女の子の声は答えた。そこで、僕の意識は遠のいていった。 朝。目を覚ます。 「おはよう。」僕の一日が始まる。 「あの女の子の声は本当に夢だったのか。」僕は思った。 いつものようにリビングに降りていく。僕は、「何だ、いつもと変わらないじゃないか。」と思った。 その日の夕方までは、何もなく過ぎていった。 夕方、お母さんが帰ってきてご飯の準備を始める。そこにお父さんが帰ってきた。「お父さん、部長になったぞ!」「え!」 皆びっくりする。当たり前だ。お父さんは元々大企業に務めていた。 お父さんが部長になってしばらくすると、僕たちは大きなマンションに住むようになった。 着るものも、食べるものも、豪華になった。 行っていた高校は都立の高校だったから、もっといい経験をできるようにと私立の有名な高校に転校した。 寂しかった。優里花や陽翔と会うこともなくなった。 夜、僕はまた夢を見た。 あの女の子の声がした。 「元の生活に戻りたくないか?」 僕は戻りたいと答えた。 意識が遠のいていく。 「おはよう。」 今日も一日が始まる。目を覚ましたところは、元住んでいた小さなマンションの一室だった。