三角関係
あの目は、 あの目を、私は知っている けど、けど、けど、、、 知りたくない。 認めたくない… 認めたく…ない…よ… 先輩っ… 入学式のあの日、私は恋におちた。 名札に書かれた『白石』の文字。 同性…だけど、それが何、? 少しでも先輩に近づきたくて、 先輩と同じ部活に入った。 部活に入ってもう半年。 白石先輩とは仲良くなれた。 なれた…けど、悩みは増える一方で 白石先輩は、現在2年生。 現在3年生の原先輩と仲がいい。 原先輩も、白石先輩のことが好き… それは、確信してる。 その“好き”は、私と同じ意味で、 それが、ただ、ただ、憎い。 女性しかいない部活だった。 だから大丈夫だと安心してた。 なのに、被るなんて。 笑っているのを見ると苦しくなる。 だって、原先輩も惚れてるでしょ? 白石先輩のあの笑顔に、 白石先輩は優しくしてくれる。 いつも、私に笑顔をくれる。 けどそれは、原先輩にも同じで、 笑顔を見せ、話している。 それが、羨ましくて仕方ない。 先輩と後輩。後輩は後にされる。 その結果が、悔しかった。 あと1年はやければ、同じだった。 1年が、どうしても欲しかった。 あの日、見てしまった。 先輩の瞳を。 原先輩を見つめる、その瞳を。 それは、恋する者の瞳で、 その瞳は、原先輩を見つめてて、 あぁ、どうして、 あんなにお洒落したのに 『どうして、』 精一杯頑張ったのに、 『どうして、』 どうして私じゃないの? 悔しくて、苦しくて、苦しくて、 どうにかなりそうで、 信じたくなかった 信じられなかった 先輩が大好きで、愛してるから 全部、全部、頑張ったのに 私の努力は原先輩に劣りましたか? わかりません。先輩、私っ… まだ、諦めないでいいですか? まだ、信じていていいですか? ねぇ、先輩、 私の何が駄目でしたか? わかりません、先輩。わたし… 先輩のことが宇宙で1番大好きです