もう二度と、
もう二度と、顔を見せないで。 大親友だった麻衣にそう言った。 なんで、どうして、と戸惑う麻衣。 挙句の果てにもういいと、ビンタをして帰った。 そう、これでいい。 白石風結(しらいしふゆ)は、黒瀬麻衣(くろせまい)の親友だった。 風結という名前が嫌われいじめを受けていた中の唯一の光だった麻衣。塾の友達だった麻衣は、風結にとって、大好きな親友だった。 相方に近い存在だった。 もうこれ以上、会いたくない。 全て、嫉妬のせいだった。 私の初恋で、今も想い人である赤野廉(あかのれん)くんとずーっと距離が近かった。 「あの二人、付き合ってるらしいよ」 ヒソヒソ聞こえてきた友達の声。 笑われている気がして、ままならなかった。 同じ高校に進学した麻衣と、ずっと友達のはずだったのに… 勝手な私の嫉妬心で、友達をやめるまでになった。 もう会いたくないの。他人になって欲しいの。 ごめんね。勝手な私の嫉妬心で。 ごめんなさい── 涙を流した。 ほんとに、私がぜーんぶ悪い。 でも… 私を裏切った親友も悪い。 赤野くんを取った。私との友情より、赤野くんとの恋愛が欲しかったみたい。 麻衣が全部悪い。 風結は何も悪くない。 いつの間にか、そう思ってしまっていた、自分がいた。 風結の話を聞いていた自分は、麻衣が全部悪いと錯覚していた。 「この小説面白…」 有名小説家・碧なな(あおいなな)の新作小説の話だ。 風結の親友である麻衣が、僕を愛していないなんて終わり方だ。 そう。 この小説の主人公は、風結ではなく廉なのだ─ 解説とあとがき そう、これでいい。→愛されていなかった廉のかわりに、麻衣の親友である風結にもう二度と顔を見せないでと言わせていた。 もうこれ以上、会いたくない。→愛していなかった麻衣に会いたくないということ。 そこから先は… 風結が麻衣の友達をやめたことを後悔しているということ 廉の誘いに乗ったのを後悔している風結の感情 ちょっと難しいですね…笑 いつかこんな小説を書きたいと思いながら書いてました。 碧ななは私なので!!!! ではバイチャ(@^^)/~~~