悠魔の魔法。
「魔力検査をします。家系魔術を使うご準備を。」 えっ、ちょ、私魔法使えないって! 私の名前は悠魔(ゆま)。 ここは魔界で、魔法が普通に使える世界です。 家系魔術って言うのはその家系の人しか使えない魔術で、 常識魔術って言うのは誰でも使える普通の魔法のこと。 私は両親が結構偉いところの人で、 家族みんな魔力が強い。 でも、私は魔術が使えないの! 両親は必死で隠して守ってくれた。 家族の魔力を支障のない限り、とあるネックレスにこめてくれたから、 常識魔術はある程度は使える。 だけど、家系魔術ばかりはどうしようもない。 「次。悠魔・ウァナベウリス・アリストテレスさん」 これ、私の名前ね。 放送が流れる。 うちの家系魔術は『自然(ナチュラル)』。 自然の力をかりて使える魔術みたいな? 水の力をかりて大雨を降らせたり、太陽の力をかりて乾燥させたり的なことができるの。 「では、ナチュラル魔術の火の力を見せてください」 火?!ネックレス持って来れないし(警備が頑丈)、 常識魔術でさえ使えないよ! 「ファイヤー・ホムラ!」 こうすればうちの家系の人は火の力が使えるんだけど。 ムリ、だよね。 ボオオゥウウ あれっ、燃えてる。 もしかして私、秘めた力が? 《もっしも~し、聞こえてる?魔悠だよ。私の魔術で燃やしたから!火傷に気をつけて!》 お姉ちゃんか。ありがとう。 「ありがとうございました」 終わった~ 今日は一斉魔術力検査の日だから、人が多いな~ 友達とかいるかな? 「きゃあああーー!」 えっ、トラブル!? 誰が巻き込まれてっ・・・! たくさん人がいるから絶好のチャンスってことか・・・! クラスメート! 巻き込まれていて、叫んだのは友達の魔璃(まり)ちゃんだった。 「まりっ・・・!」 魔力で動けなくされてる。 魔警察魔関署警備局長(偉い人)の娘だからか! 犯人が魔璃ちゃんをつかむ手に力を入れようとする。 プツン 私の中で何かが切れた。 「悠魔ちゃっ、あぶな・・・ぃ・・・」 魔璃ちゃんが言う。 私は自分に魔力がないのを忘れていた。 ナチュラルも常識魔術も使えない私になにができる。 ゴゴゴゴゴ 私にも、何が起きたかわからなかった。 自分の周りにたくさんの動物たちがいる。 『なんとしてでも、御守り致します』 『初めまして』 『お力になれれば幸いでございます』 動物たちが話しかけてくる。 え? なんで? 『あなたは私たちの主様。なんなりとお申し付けを。』 昔、本で読んだことがある。 私はどうにか魔術を使おうと本を読み漁っていた時期があった。 【ウァナベウリス家の家系に魔力を持たない子が生まれる。その子は1000000年に一度産まれる、動物を従える究極の魔法使いけり。】 実は、魔界に動物を従えられる人間はいない。 そういう魔術は存在しないのだ。 常識魔術も使えない私が・・・? いや、考えるのはあと。 まずは魔璃ちゃん救出だ! 「あの子を・・・魔璃ちゃんを助けてっ!」 『承りました』 ダダダダダッ 一瞬で終わった。 瞬きをするひまもないくらい。 「魔璃ちゃん大丈夫っ?!」 「ありがと・・・あの動物たちは・・・?」 「わかんない・・・」 『私たちはあなたの使い魔です。あなたは私たちの主、究極の魔法使いです』 動物たちがすり寄ってくる。 「「かわいい・・・」」 魔璃ちゃんと私の声がかさなった。 ・・・・・・ 「わんわんっ」 「お仕事してない時はかわいい!」 「真剣な時はかっこいいけどね。」 これからも、私、悠魔は魔界でがんばります!
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お気に入りっ
こんにちは!11歳になった花乃(かの)です! 読んでて心が温かくなりましたっ!!! 私はこういうお話大好きです!!私もいつかこういう魔法?を使ってみたいなぁ!!また書いてくださいっ!一つ年下なのにすごいので憧れますっ! 花乃
わー、すごいすごい
コンチャ元氷のしずくだよー は?(怒ってません)魔界の話書く人いるんだー すごいすごい動物の量ハンパない(絵は載ってないけど、自分で想像しました) ばいちゃ☆