短編小説みんなの答え:4

なんで?

みなさん、こんにちは。 私、菜栗。なつってよむの。7歳。 私はね、…もう、人間に、しつぼうしてるの。 みんなね、私のこと、すぐにうらぎるの。 5歳くらいのとき、未唯ちゃんっていう幼馴染のこがいたんだ。 でもね、みぃちゃん、すぐにはなれていったの。 7歳になってすぐのころ。 私、親友ができたんだ。 でもね、クラスメイトの晴ちゃんが、わたしが虐めたっていったの。 そんなこと、してないのに。 それで、みんなはなれていっちゃった。 お母さんも、わたしのこといらないって。 もう、嫌なんだ。 だから、この世界にいるのももう最期。 あはは。もうこの世界に、未練はないや。 やることがなくて、やりたいこともみつからなくて、 ずっと勉強ばっかしてた。 「ははっ…なんだ、もうこの世界って、いいことなんかないんだ」 唯一、味方になってくれたのは美流だったなぁ、でも。 もうここには美流がいないの。 ー美流は、持病で死んじゃった。 まっくらな暗闇の中、少女は、 ずっと助けを求めていました。 でも、少女の求めた助けは、こなかったのです。 だから、もう、心を閉ざしてしまった。 「…美流…最期に、もう一回、会いたかった」 「来世では、美流に会えますように」 次に目を覚ますと、誰かの腕の中。 「あら、起きたの?菜ノ葉」 そっか、ここは来世の世界かな、 ここでは、美流にあえますように。 ー数年後 私は小学生になった。 ここでは、美流に会える? 「ねえねえ、キミキミ!友達になろ!?」 「あぇ、美流…ちゃん?」 なわけないか。でも、この子、美流ちゃんにすごく似てる。 美流ちゃん…なの? 「…もしかして。なつ?」 「美流ちゃん!!」 よかった、本当によかった。 私と美流ちゃんは、抱きしめあった。 ‘来世でも会えますように’このお願いは、叶ったみたい。 この世界になら…期待しても、いいのかな? 少女の真っ暗な心の中に、一握りの光が灯りました。 そう、“友情”という名の。 これから、少女の体験したことのない、楽しい世界が待ち受けていることでしょう。

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