空の向こうの向こう側
何をやっても、上手くいかないのに。 生きててもしょうがないのに。 昨日と今日を入れ替えたって、なにも変わらないのに。 「あの子、かわってる。」 「馬鹿かよ、アイツww」 「ほんっと、ムカつくんだけど…」 陰口。 聞こえてるよ。 みんな、冷たいね。 見てみぬふりして…陰で文句言ってて…先生も誰も止めなくて…。 嫌。 なんで、生きなきゃいけないの? どうせ人は死んじゃうのに。 おばあちゃんが言ってた。 「亡くなった人はね、みんなお空にいるんだよ。 お空から衣華をみてるんだよ。」 お空に…おばあちゃんのところに…行きたいな。 私も。 家に帰り、お父さんとお母さんに手紙を書いた。 足が勝手に動き、家をでた。 私の住んでるA市で有名な海。 空晴海。 そこについた。 夜になっていた。 星が綺麗。 空の向こうの向こう側。 それよりも、もっともっと向こう側、連れてってよ。 私はお星様に祈りました。 楽にさせてほしいです。 生まれ変わったら… それから70年後。 ある女の子が言いました。 「私のおばあちゃんって、お空なんでしょ? ね、ママ。」 今日も、ふわふわと、雲が浮いていました。