春が夏に恋する瞬間
「小春ってさー好きな人いないの?」 ある朝親友の冬華が聞いてきた 急なことだったので私はとっさに 「いないよー」と答えた。冬華はつまらなさそうな顔をして椅子を後ろ向きに跨ぐように座っていた体を前に向けほおずえをつきながら黒板を眺めていた。嘘ではないはずだった。今年で14歳の私は14年間恋をせずに生きて来たはずだった。1年前のあの出来事がなければ。 私と冬華、日夏は幼馴染だった。小さい頃からよく遊んでいた仲だった。小学校高学年になると1人男子の日夏はあまり遊ばなくなってしまったがで会うとよく長話をした。日夏はサッカーをしていて運動神経はクラスの中で一番だった。でも勉強は苦手でテスト期間になるといつも私が教えるはめだった。そんな日夏が私は好きになりたかった。でも好きになれなっかった。好きという気持ちがわからなかった。その時から私には恋ができないと思ったのだろう。 1年前の夏、日夏のお母さんから電話がかかって来た。日夏が交通事故にあって意識がないらしい。私は衝撃のあまり受話器を持ちながらしばらく立ちすくんでいた。目からは一筋の涙がほほを伝って床へおちた。その時私は誰かのために初めて泣いたのだった。なぜだろう。おばあちゃんが亡くなってしまった日、家で飼っていたペットが死んでしまった時、泣けなかった、悲しくなかった。なのになぜだろう。なぜこんなに苦しいのだろう。まだ日夏は生きているというのに、治る可能性がまだあるというのに、なぜこんなに涙が出てくるのだろう。私はそのまま泣き崩れた。 私は日夏に恋をしていた。ずっと前から、私が気づかないうちからもう好きだった。 私は急いで玄関へ降り、靴の踵を踏んで病院へ泣きながら走った。今までにないくらい本気で走った。一生懸命に走った。 病院に着くと日夏のお母さんがいた日夏のいる病室へ案内してくれた。 「私ちょっとお水をかってくるからこはるちゃんみといてくれるかしら。」 と日夏のお母さんが言ったので私が頷くと日夏のお母さんは優しそうにでも悲しそうに微笑んで病室を出ていった。小春は目を閉じて眠り続ける日夏をじっとみた。いや違う。見てしまうのだった。好きだから。そして私は言った 「私は日夏が好き。」 春が夏に恋する瞬間だった。 私はほおずえをつきながら黒板を眺めている冬華の背中を叩いた。 ?という顔をしてこちらを見た冬華に言った 「やっぱり私好きな人いる」 冬華は少し驚いた顔をしたがにこって笑って 「なんか好きな人がいると幸せじゃない?」 と言った。日夏はまだ意識がない。でもいつかまた元気にサッカーをしている姿が見れることを願って。 「うん!私もの凄く幸せ。」 窓の外は桜の花びらが舞っていた。何かをお祝いするように。何か楽しそうに。何か嬉しそうに。舞っていた。暖かい春が終わり夏になろうとする瞬間。 長い文章読んでいただきありがとうございました!短編小説は初めて書くので変な部分もたくさんあったと思います。どうか暖かい目で見守ってください。よければ感想、アドバイス、次の話の案など書いてもらえると嬉しい限りです!これからも書いていきますので応援お願いします!
みんなの答え
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続き、知りたい!
初めてなのに、すっごくいい話でした! 春から夏、そういうの考え、想像つかなかったです! 全部分かりやすかったです!分からないところはひとつもありません なんだか、読むとこれからは「どうなるんだろう?」「日夏さん、目覚ますんだろう?」 などなど考えながら続き知りたくなりました! これからは頑張ってください!
初めてにしては,上手すぎる~~~.′
(*o_ _)o*)) ど-もですっ♪♪ @元.瀬里菜.心優希 歌夜だょ☆+* 今日,2/1(木)から, *歌夜*に改名してます.′ (* `・∀・´*)ノヨロシク.。o○ ******************* 早速ですが,本題に入りますょ.′ すっごいゃ~~~.′初めて何だょね? めっちゃうまいんだけどぉぉぉ.′ 題名も読んだ後に納得,納得.′ これからも頑張って.′ 応援してるょぉ~~~.′ 読んでくれて(人''▽`)ありがとう☆ またキズなんで会おうねっ♪ (*>ω<)ノ゙♪バイバイバイ(*・・)β♪