キレイな心
私が素敵な人に出会った日。 そのとき私は点字ブロックの上を歩いてて、 中学生くらいの男の子の声が大きな声を出していた。 「うげっ!やばい奴が来た!逃げろー!」 (パラパラッ) 「やべっ。資料落としたっ!拾わないと。」 (コッコッ) 「あの、どうされたんですか?」 「あっ。ちょっと資料落としちゃって。」 資料落としちゃったんだ。 「手伝いますよ。」 「あっ。ありがとうごさいます。あの、目、見えないんですか?」 あぁ、また言われちゃった。もう当たり前のことなんだけど。 「あ、はい。小さい頃から見えないんです。」 「だったら、拾わなくて大丈夫ですよ。大変でしょう。」 気を使ってくれた。 この人、優しい。 見た目はどんな人なんだろう。 まぁ、見た目変だから嫌ってわけじゃないんだけどね。 「気を使ってくれてありがとうごさいます。でも、大丈夫です。 手の感覚とか、昔からきたえてるんで!」 「そうなんですね。じゃあ、できるかぎりで良いのでお願いします。」 「はい!」 あぁ。この人、いい人だ。 今まで目が見えないからって親切にしてくれる人はいっぱいいたけど、 この人はどんな人にも親切だ。きっと。 「ふぅ、拾い終わった!ありがとうごさいます。手伝ってくれて。」 「いえ、大丈夫です。あの、」 「はい?」 「素敵な人ですね。」 「えっ。ありがとうごさいます。そんなこと言われたの初めてです。 僕、見た目が怖いってたくさんの人に避けられていたんですよ。」 「そうなんですか!こんなに素敵な人なのに。 私は、目が見えないので人は中身、性格でどういう人か判断してます! あなたは、キレイな心の人ですね。」 「ありがとうございます!」 私たちは、それから約束をしたりして会うようになり、 半年後には付き合いはじめて、3年で結婚することになった。 今では妊娠も発覚して毎日幸せな日々を送っている。 _あとがき_ 今回は読んでくれてありがとうごさいました! 回答は、感想、アドバイスなどをお願いします! 「よかった」とかだけでもいいです!