短編小説みんなの答え:2

美術室のあの人。

毎日毎日、平凡な人生の繰り返し。 少女漫画みたいな素敵な恋をしているわけでもなければ(好きな人はいる)、なにか特別な特技があるわけでもない。 そもそも私には友達がいない小学校の頃いじめられていなければ、この高校生活もたくさんの友達に囲まれる予定だった。 「今日の授業はここで終わりです。次回は定規を持ってきてください。起立、礼。ありがとうございました。」 つまらない数学の授業が終わった途端、私は自分のロッカーに向かう。 だって次はーーーーーーー。 廊下を一目散に駆けながら美術室へ向かう。 今日はあいつには負けない。いや、負けたくない。 美術室の古びたドアを音を立てながら開け、室内を見渡す。 「!!!!!誰もいない!!!!!!」 自然と喜びの声が出た。 だって今日はあいつより先に教室に来たのだ。 しかし。 「ざんねーん」といったような顔をした彼が私のすぐ横の壁に寄りかかっていた。 憎らしい顔だと思いつつもなんだか愛おしくて、胸がキュンとした。 そう、この端正な顔立ちの男こそ、わたしの想い人だ。 「もう、なんでいつも私より先にいるかなあ。  一回くらい勝たせてくれてもいいでしょ!!!」 彼はそっぽを向いたまま目も合わせてくれない。 無理やり目のあう位置に移動して顔を覗き込む。 やっと目を合わせることができた。 彼はわたしにいつも微笑んでくれる。 その優しい微笑みは、私の心の中にある全ての悩みを浄化してくれる。 「そういえば、今日の数学でね!!!!」 と私が彼に世間話をしていると、クラスメイトが教室に入ってきた。 その女子生徒は私をにらみながら席についた。 私は悲しくなって、彼の方を見る。 こういうとき彼は、安心させるような笑みを浮かべてくれる。 私は彼のそういう優しいところが好きなのだ。 そのいつもの笑顔に安心感を覚え、彼と話すのを終えて席についた。 ー主人公のクラスメイトの会話ー 「ねえ、またあの子美術室の絵に向かって喋りかけてたんだけど!!」 「うわーーー、不気味。」 「友達がいないとああなるんだね笑」 「飾られてる絵に喋りかけるなんてね。」 ーあとがきー 初めての小説です!! 是非感想をください😭 文字数の関係で終わり方が雑です・・・。そこはご了承ください!!

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