雪が降る頃また会いましょう
「雪が降る頃また会いましょう」 貴方__英帝__はそういった、 『はい、また会いましょう』 私__陸__はそう答えた それから、一年が経った 「あぁ、やっと来ましたか」 聞きなれた声、安心する 『何、まだ約束時間の1時間前じゃないですか』 「ふふ、貴方の事だからもっと早くに来るかと」 そんな他愛のない会話 でも、私にとっては大切な時間 「どこ行きます?」 『どこでも、貴方の方がセンスがいいですから』 「褒めても何も出ませんよ、そうだ、前から行きたかったとこがあるんです、そこ行きましょう」 『貴方の仰せのままに』 「じゃあ、行きましょうか」 すぐに時間が過ぎてしまう、もう夜だ 「それでは、さようなら」 『さようなら』 私を残して、貴方はそう、最後に言いました 「雪が降る頃また会いましょう」