短編小説みんなの答え:3

青い瞳の猫

今、僕はどこにでもいる会社員。 でも僕は写真家になりたい。 でも、一度この夢を否定されてからは、そんなこと一度も思ったことはない。 そんなことを考えていると窓に猫がやってきた。その猫は珍しく青い目をしていた。 「お前、餌が欲しいか?」 猫はニャーとないた。 「牛乳だったらあった気ーするな。」 僕は冷蔵庫から牛乳を取り出し、さらに移して猫にあげた。 すると猫はよろこんで牛乳を飲み始めた。 (本当はなりたいんでしょ?写真家。) どこからか声が聞こえてきた。 でもここには僕以外誰もいないはずだ。もしかして…。 「お前、喋ったか?」 試しに猫に聞いてみる。 (自分にウソついてるでしょ。) やっぱり猫がしゃべってる?! (また否定されるのが怖いんでしょ。) 猫はまっすぐ僕を見つめる。 「なりたい。写真家…。」 僕がそう言った途端、猫は部屋を飛び出して行ってしまった。 写真家になりたくないというのはウソだ。 「写真家になりたい!」 僕はそう思って、部屋を飛び出した。

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