短編小説みんなの答え:8

私が雨を好きになった日。

【私が雨を好きになった日。】 「あ、雨だ」 私は顔を歪めた。傘を忘れたのだ。 「仕方ない、濡れて帰るか」 帰ろうとした時。 「水戸、傘、ないのか?はいってけよ!方向、同じだろ!」 あ、私水戸麗奈、華のJK! そして傘に入れたこの男は同じクラスの水沢五来。 顔は中の下、運動は中の上、勉強は中の上くらいで普通の男子。 でも、私の初恋の相手だ。 きっかけは落とし物を拾ってくれたという些細な理由。 私は顔はそこそこ、運動もそこそこ、でも勉強は学年85にん中78番。 自分でいってもあれだけど(汗) さて、そんなことはおいといて、あっ、アイアイ傘ぁ!? できるだけ冷静に、大丈夫、大丈夫。 「いっ、いいの??」 「うん、いやか?」 すごい、彼は冷静だ。 私の顔はさぞ赤いことだろう。 「ううん、いやじゃないよ」むしろ、ウェルカムです! 「んじゃ、帰ろーぜ。」 「うん」 「ねぇ、好き!付き合ってください!」 「えっ!俺も!ぜひ!」 「ねぇ、日曜日水族館行こう!五来!」 「うん!麗奈!」 トコトコトコトコトコトコトコトコトコトコ キキィーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!! 「あぶないっ!」 「だれか!救急車を!」 ピーポーピーポー  救急車の音が、遠くで聞こえた気がした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 目が覚めると病院だった。 「いな!麗奈!!」 「目を覚ましました!」 「あっ、五来は?」 ……… 「あのね、」 そう口を開いたのはお母さんだ 「あのね、五来君は、五来君はッ、タヒんじゃったの。」 「嘘、でしょ、嘘、だよね!」 「いいえ、嘘じゃないわ」 泣いた。泣いて泣いて泣いて泣いて泣いた。 「そんな、ヒグッ、私グス、を、かばっ、て。」 私は雨の日、彼氏に向かってかけていく。 手を合わせ、(あの時はありがとう。大好きだよ、五来。) と、心でとなえながら。 私は今、雨が大好き。だって彼氏に逢える気がするから。 傘をさしてスキップで今日も行く。 五来と逢えるあそこに。 パンッ ありがとう、だあいすき! 【end】 作者から どーでした? アドバイス、感想よろしくです!

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