“れい“と私は話せます
「今日でこの学校は最後だね。」 「うん…。」 私、愛美(まなみ)は、中学3年生。もう、卒業するんだ。今は友達の玲(れい)と話してる。 「…っていうかさ、今三月だよ?玲、半袖で寒くないの?」 「平気平気!…それに、これ以外の服は着れないしね。」 「そっかぁ…あーあ、卒業したくないなぁ…。」 「私も、卒業して欲しくないよ~w!」 ん~本当に卒業したくない!私が高校に行ったら、玲にも会えなくなるし… 「玲~!どうにか、高校まで一緒に行けないの??」 「うん…。やっぱり私は、……アレ、だからね。」 …アレって言うことは、やっぱ触れて欲しくないのかな… 「そっか…。でも、悪いのは玲だよ?」 「え…?」 あれ…私、こんなこと言うつもり無かったのに…。 言わなきゃ良かったかも…。 でも…やっぱり最後だし、言わなくちゃ…。 「…あの時、私が飛び出した。玲は関係無かったのに、玲は、黙って見てれば良かったのに…。 玲が私を助けたから…。」 「…っ!」 玲の傷だらけの顔が痛々しくて、私まで泣きたくなる。 「で、でも!ほら、私はいるじゃん!大丈夫だよ、愛美…!」 「それでも、明日には玲、いなくなるんでしょ…?あの時から、傷もずっと無くならないし。それに、こんなこと言ったら辛いかもだけど、…玲は生きてないじゃん!」 「……愛美、ごめんね…。私は、明日にはここにいられない。明日が……私が去年死んだ日、『命日』だからね…。」 「なんで…。私も、玲のところに行きたい…。」 私しかいない教室に、私だけの声が響いて、消えた。 ──次の日── 私は、玲がまだいる事を願って学校に向かった。 教室は運良く鍵が開いてた。 でも、やっぱり教室に玲はいなかった。 「そっか…。」 私は一言呟いて、小さな瓶を開けた。 これで、玲のところに行ける。 これ一つ、この薬を一つ飲めば…。 「ん…?」 薬を取り出したところで気づいた。 「愛美がこっちに来るのはまだだよ!私に会いたいからって、来ないで欲しい。私も、もちろん愛美に会いたいけど…。」 なんで…。そんなこと書いてあったら、玲のとこ行けないじゃん…。 苦しくなった。でも、それと同時に、少しだけ応援された気持ちになった。 これからも…、また生きることがつらくなるかもしれないけど、少しだけ生きていこうって思えた気がする。 ちょっと単純すぎるかなって思うけど…。 そう思って振り返ると、私が持って来た薬の瓶は消えていた。 私は、「ありがとね」と小さく呟いた。 ーあとがきー あんまり小説を書いたことがないので、意味がわからないところがあったかもしれません! この話に出てくる玲は、一応、もう亡くなってる子っていう設定で、なぜか仲良かった愛美とだけ話せます。 いわゆる霊(?)って感じです! タイトルと掛けてるんですが、気づいたでしょうか…? 変な小説でごめんなさい! コメント書いてくれると嬉しいです! ばいちゃ☆