糸
私は 菅野 紘(かんの ひろ)。中学2年生。私は転校する事になった。友達はあまり居なかった。だが、彼氏の纚(りん)と別れるのは寂しかった。 転校当日 「じゃあね、紘ちゃん!元気でね。」 「いつでも電話しろよ!」 みんながそう言い、そろそろ教室を後にしようとした所、、、、 「紘!」 「え、、、?」 「大好きだ!!」 纚、、、、色々な感情が押し寄せて、言葉にならない。 「じゃーな!」 「うんっ!」 10年後 私は大学を卒業し、大手アパレル企業に就職した。 「うわっ!いけないいけない!時間だ。」 私は走り出す。 誰かとぶつかる。 すみませんっ!そう言いおうとしたのに、言葉が出ない。 相手も驚いた顔をしている。 そう、私の目の前にいる顔は、転校前の学校に居た、あの子。 「纚、、、、、、、、、、、、、、、」 「紘、、、、、、、、、、、、、、、」 ダメだ。感情が押し寄せて来る。 それからまた5年後 私達は結婚して、子供が出来た。 私達2人の字。纚と紘。この漢字には、糸辺がある。 この見えない糸が私達を、繋いでくれたんだ。 子供の名前は、糸優(しゆ)。糸を繋いでくれた神様の様に、優しい人になって欲しいから。 今日も、幸せ。 見えない糸 ありがとう。