短編小説みんなの答え:4

あの日から、私の人生は輝きだした

初めて、心から思ったことを口に出せた日… 姉の雪、妹の優愛。雪と優愛には違うところがあった。それは親に愛されているか愛されていないかの違い。雪は優秀な術者の家庭に生まれたが、術者の力はなかった。結局は出来損ないだ。反対に優愛は優秀だった。だからか、姉妹の立場が逆になっていた。  ドンッ! ビシャ、「あっはwおねーちゃんどんくさ、こんなんだから婚約者が決まらないんだもんね~?」本当にその通りだ、、、「あ、でもぉ~私が狙ってる当主の秋斗さまとの仲深まってる途中だから、邪魔したら許さないよ?」当主の秋斗さまとは、篠宮 秋斗。一流の術者で今年、当主に任命された。だから、女性たちはその玉の輿を狙って当主の婚約者の座を、争っている。そして、優愛も狙ってる。しかも、最有力候補だ。もちろん、出来損ないの私は入っていなかった。もうあきらめた。愛されたいとも何度も願った。あんな親でも愛されたいと、だけど、つらい現実を突きつけられる。なんて神様は意地悪なのだろう。だから本音を見せることも表情を見せることもなくなった。 ふふ。優愛が意地悪な笑みを浮かべたのを気付かなかった。 バシッ!「お姉ちゃんひどい!私が憎いからって私をたたくなんて!」バタバタ、両親が近づく音が聞こえる。 ドスッ!「うっ」「お前は何をしているんだ!可愛い優愛を叩いて」「そうよ、もうすぐ可愛い可愛い優愛と当主様のお見合いなのに。」「今までは情けをかけたが、もういい。家から出ていけ。」「はい」ありがとうございました。と言って家を出て行って、少し走ってから、止まって息を整えたその時、「どうしてここに娘がいる。」ばっと、顔を上げると、秋斗様だった。だけど、秋斗様ははっと息をのんだ。「君、私の花嫁になってくれませんか?」「え?」「一目惚れ、でしょうか、それに術者としての力がありますよ。」「そんなことはないはず…」使えた…何で…「各家に報告するから、本家に行こう。それにお披露目会もしよう。」、、、そして、お披露目の日、案の定優愛は叫んだ。「出来損ないのあんたが、なんで…。私と秋斗さまは思いあっていたのに!」そう言って術を発動したが。強い術にはじかれてしまった。「お前と思いあっていたつもりはない。」うそ…と言って優愛は膝から崩れ落ちた。逆に両親は、「雪。帰っておいで、」と優愛に話しかけるような口調でそう言った。そして、私は初めて思ったことを口に出した。「嫌だ!あんな家に帰りたくない!」そう言うと、両親は怒り狂ったが取り押さえられた。その後、秋斗様の手を取った。 二人は幸せそうに微笑みあった。

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