幸せだった一年間。
私には、好きな人がいる。その名は・・・立鳥零くん!って知らないかー。 零くんは、顔が良くて、優しくて、あと、落ち着いた性格なの!あとは勉強ができて・・・わー!!早く零くんに会いたくなってきたーーー!「お母さん、行ってきます!」 そうして私は駆け出した。 ちょっと遅刻気味だな・・・まぁ早めに行けば間に合うか!ってあれ??学校ってどっちに道だっけ?「まだ始業式から2日しかたってないもんね。右の道だよ。」後ろにいた人が教えてくれた。同学年かな?「あ、ありがとう。・・・え!?」いや嘘ですよね!?だっだってさ!私の目の前に、、、、ほほ笑みを浮かべた零くんの姿があるのよーー!!!「?そういえば君って、同じクラスの林本さんだよね?気づけなくて、ごめんね?」そ、そんな可愛い顔で見られると、、許せる以外、無いでしょ!!「大丈夫、私こそ、気づけなくてごめんね。」「気にしないで。そうだ、いきなりなんだけど・・・僕と友だちになってくれない?」えー!?まさかのそんなことってある!?「いいけど、なんで?」「クラスの人、みんな優しいんだけど、よく僕からは引いているような気がするんだ。例えばこの前、遊びに誘ってもほとんど来なかったし。」あぁ、それはみんなが零くんに惚れてしまっているからね・・・。でもこんなチャンス、逃す訳にはいかない!「私は引かないよ!だから、安心して。」「うん!」そうして、わたしたちは友だちになった。 零くんとの毎日は最高だった。零くんといると、楽しかった。そのうち私は、告白を考えていた。最近琴音ちゃんってよんでもらっているし、私も零くんってよんでるくらい仲良くやってるし、よーし!やるか!! 「その・・・零くんのことが好きでした!!私と、付き合ってくれませんか?」「えっとね・・・僕も好きなんだけど・・・」ん?だめだった?「実は僕、余命1年なんだ。だから長くはいられないんだけど、それでもいい?」嘘・・・そんな事実があったなんて・・・!でも、私の好きな気持ちは変わらない。「それでもいい。だから、付き合ってください!」「もちろん!ありがとう。琴音ちゃん。」 零くんと付き合った。 その嬉しさのせいか、私は零くんが余命1年ということをすっかりと忘れていた。 それを思い出したのは、数カ月後のことだった。零くんが、いきなりデート中に倒れたのだった。「零くん!零くん!」 それからも、私は病院に通い続け、できる限り、零くんと話したりもした。 でも、そのときはすぐに訪れた。「ねぇ零くん、死なないで・・・。お願いだから、ねぇ、、」私が余命1年ということを覚えていれば、喧嘩なんかしなければ、、治療法とか、、考えていれば、、、、、あなたともっと、生きれたかもしれないのに・・・・・・「こ、と、ね。」「どうしたの?名前で読んでさ・・・」「ふふ、愛、し、て、る。」「私も、愛してるよ!!」私と零くんがキスをしたあと、零くんは、ゆっくりと息を引き取った。 あなたにとって、幸せとはなんですか?