歌に込めて、伝えさせて。
私は 歌川 姫奈(うたがわ ひな)。 中学2年生だ。 私には好きな人__彼氏がいる。 おっ、来た来た。 「ヤッホー姫奈!」 この陽気な男子こそ、私の彼氏、 夏野 陽音(なつの ひなと)。 名前通り、夏の太陽のように明るい。 そして、私と同じく音楽が好きだった。 出会いは、今年の1学期最初の、音楽の時間だった。 リコーダーの練習をしたのだけれど、クラスのほとんどが上手く吹けない。 そんな中、私はリコーダーを完璧に吹いてしまったもんだから、注目を… クラスの”半分”から浴びた。 では、残りの半分の人はどこを見ていたかというとー そう、陽音だったのだ。 音楽の先生が、 「2人、前に来て、吹いてみてください」 その時、初めて陽音と目が合った。 そして、少し、会話した。 「君も、音楽好きなの?」 「そ、そうなの。」 これが、初めての陽音との出会いだったのである。 ~10年後 姫奈は24歳になった。~ 私は、陽音の写真の前に立った。 できたよ。あの曲。 陽音は、2年前、永遠の眠りについた。 交通事故で。 その前、陽音と約束した。 一緒に、曲を作ろうって。 私が歌詞を、作曲を陽音が担当することになっていた。 でも、陽音が作曲中に亡くなってしまったので、続きはわたしがやった。 だけど…。 もし、陽音が最後まで作曲していたとしたら… 今出来上がっている、私が途中から作曲した楽譜と、同じ楽譜ができていたんじゃないかな。 ~END~ おはこんっ!柚乃です! 恋愛系は初めてなので、大目に見てくれると幸いです! 呼んでくれてありがとう!回答のほうもよろしく!