短編小説みんなの答え:6

きらきら星はあなたの幸せを願っている。

私の誕生日の日、決まって同じ夢を見る 家の窓から雲に乗り移って、お月様と一緒にいろいろなお星様と出会って一緒に笑いあう。そんな他愛のない夢       でも、私に好きな人ができた18歳の誕生日からその夢は見なくなってしまったの それから1年経った誕生日の日、根性なしの私はまだ優しい瞳のした彼に思いを伝えずにいたの。 だから私はママに言った 「ねぇママ、私の苦しみの原因はなんなの?優しい目をした彼と出会ってから私の心はいつも語りかけてくるの 「恋人なしで生きることはできるの?って」」 涙ぐんだ顔で言うとママはビックリしたような表情を見せたけど、すぐにいつもの優しい表情に戻っていた。 「人は皆、愛する人なくしては生きていけないのよ、だから私もあの人と愛し合ってあなたを産んだわ」 「人を好きになるってのはどれほど幸せなのかちゃんと考えて、想いを伝えてきなさい」 私の冷たい手を握り言った、私の心と体が一気に明るく温かくなった気がした。 今日の夜、私は久しぶりにママと寝た。 私は私の幸せを掴むために、明日彼に思いを伝える。そう考えると少し不安な気持ちにもなったけど ママが、いつもの子守唄を歌ってくれたから安心して眠れた。 翌日、私は3本の薔薇と一緒に彼に想いを伝えた 「あなたの優しい瞳に惚れた。つ、付き合ってくれませんか?」 特別寒い冬だったけど、この日だけはマフラーをはぎ取りたいほど暑かった 勿論、最初は不安だったけど彼が薔薇を受け取ってハグをしてくれた、あのときの幸せは今でも忘れないわ。 あのときの私から8年、私と彼は夫婦となり子どもも生まれた あのとき決断しなければ、この子も生まれてこなかっただろう。 今日はこの子の誕生日、プレゼントで貰ったクマのぬいぐるみを抱きながら今日も私と寝る そんな日常に笑みがこぼれる 「さぁ寝ましょうね」 今日も子守唄を歌う、私の母から貰った大切なものだ 「きらきらひかる おそらのほしよ まばたきすれば みんなをみてる きらきらひかる おそらのほしよ」 歌い終わるころには子も寝ていた そういえば、19歳の誕生日の日もこの歌を母が歌っていたな。 そう思いながら私も眠りについた その日の夜、私は久しぶりに【決まった夢】を見た きらきらぼしを歌いながらお星さまと一緒に手をつないで踊り歌う夢 楽しかった。 夢の最後にお月さまはなんて言っていたっけ思い出せないわ だけど笑顔だったのは覚えているわ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                    「幸せになったね」 私はハッと起き上がった 「まだ太陽ものぼっていないわ、早く寝ないと」 そう思いながらも私は部屋の窓に顔をのぞかせた そこには満天のお星さまとともにそっと夜を照らしているお月さまがいた -END- あとがき ここまで読んでくださりありがとうございます。 ある女性の恋の物語。それがハッピーエンドで終わったのも、月と星を見上げる少女の気持ちがあったからかもしれません。 ぜひ、コメントもよろしくお願いします。

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