「こんぺいとう」 《怖話》
私はゆいな。 私は付き合って1ヶ月の累くんにずっと隠していることがある。 それは、ものが捨てられないってこと。 どれも累くんとの思い出が詰まってるものばかりで捨てたくない。 累くんが家行ってみたいっていうけど、こんな汚い部屋見せたくないし、どうしよう...? ガタッ.. ん?これなんだ? あっこれ昔に怪しいネット通販で買ったやつだ。 「掃除ができるこんぺいとう?」 いつのまにかこの部屋に埋もれていったんだ。 えっとなになに、収納したいものに投げつける?本当かなぁ? そうだ。 そこのぬいぐるみに投げてみよっ。 ポイっ、 コロンっ。 えっ!!嘘でしょう! 大きい人形がこんぺいとうの中に入ってる..! こんな便利なもの買ってたとかラッキー! このこんぺいとうがあれば累くん呼べるじゃん! ポン!ポン!ポン...。 《翌日》 せっかく部屋キレイになったのに累くんLINE見てくれないな、。 あっ累くんだ!累く..え? 女「はははっ、うふふ..」 は?誰あの女..。 ふざけるな..。 私と累くんの甘い世界に勝手に入り込むとかあんなやつ..。 ゆいな「あの、」 女「?」 ポイっ 女「きゃっ!」 ポン! ー消えて当然だよ...。ー 累「ごめん遅くなって..お邪魔していいの?」 うん。累くんさ、今日誰かと会ってた? 累「え!!?いや特に、会ってないけど...?」 うそつき..うそつき...うそつき!! ポイっ 累くん誰かにとられちゃうなんて考えたことなかったんだよ? そうだ、累くんのこと食べちゃお。 これでずっと一緒だ...。 パクっ、ゴクン、 ふふ..。 あ、累くんの荷物、あれもこんぺいとうにしちゃお。 あれ?何か書いて..。 え?なにこれ..。 〈ーゆいなへ 誕生日おめでとうー〉? 誕生日プレゼント??私に? だってこの荷物はあの女にあげようとしてたものじゃ..。 うそも全部私のためだった? うそ..!うそ...!! ガハッ..累くん! ご、ごめんなさいガハッ..。 ごめんなさい累くん!! ガハッゴホッ..累くん戻ってきて! どうしようどうしようどうしよう ふらっ..ドン!! 痛っ..。 ガタッ.. ヒュー.. パリン!! あっこんぺいとうのビンが! ズゥゥン... うねうね、ポン! え、?ぬいぐるみが..は!!?なんで!!? なんで元に戻っていくの、!?? あ、 待って、元の大きさに...。 うねうね、 あっ..。 ポン... 【注意】 ー※ビンを割ると元の大きさに戻ります。 絶対に食べないでください。ー