私は私の普通を生きる
嫉妬した。 貴方が他の女の子と話してるのを見て。 これは恋なんだって思った。 貴方の事が好きなんだって。 貴方に相応しくなれる様に努力した。 毎日毎日貴方のことを思って。 貴方と少しだけ仲良くなれた。 “お友達” になれたんだ。 でもね、その恋は実らなかった。 世界は許してくれなかった、認めてくれなかった。 私だって頑張ってるのに、絶対に最後に結ばれるのは他の誰か。 貴方がもし私の事を好きになってくれたとしても、きっとその恋は実ることはない。 だって私は貴方達の思う、普通じゃないのだから。 きっとこの地球が生まれた46億年前は “普通” なんて無かったんだろうね。 なんで、こんなに変わっちゃったんだろう。 みんな自分の価値観、普通を押し付けて。 産まれた時は綺麗で純粋な、そんな心を持っていた筈なのに。 女の子は可愛くないといけない。 男の子はかっこよくないといけない。 女の子が好きになっていいのは男の子。 男の子が好きになっていいのは女の子。 そんなの誰が決めたんだろう。 みんなすぐ根拠とか理由とか、そう言うのを求めるくせに自分の思う普通には理由も根拠も持ってない。 「それが普通だから」とか「普通じゃない」とか「周りと違う」とか。 貴方達にとっての普通は誰かにとっての普通じゃないんだよ。 学校だって誰かにとっての普通にならないといけない。 普通にならないと相手に好かれる事は出来ない。 もし、普通がなかったら。 何度も考えた。 でもね、何度やっても普通は消せなかった。 普通じゃない、なんて存在しないんだ。 全部普通なんだよ。 どれだけ凄かったって、何もできなくたって。 全部、誰かにとっての普通で。 普通にならないと、とか思わなくて良いんだよ。 私は女の子だけど女の子が好き。 じゃなくて、 私はあの子が好き って、言って良いんだよ。 それが君の普通なら。 それはそうとして、これを読んでいるあなたも思わなかった? 私は女で好きな人は男って。 何を言われたって、私は私の普通を生きる。