ヒーローだった彼女はもういない。
「頑張ろうね。いつも任せてごめん。」 私はもうあなたと一緒にはいられない。たとえそこにどんな思いがあろうとも。 私は英莉。私には相棒がいる。優しくて美人でみんなから好かれて宇宙と言う女の子だ。 彼女はみんなのヒーローだった。いじめをしている女の子に立ち向かって代わりに殴られても何も言わなかった。 それどころかその子を更生させみんなに誤らせた。 でもそんな宇宙はもうー 「大丈夫?なんで泣いてるの?私でよかったら話してみて。真白ちゃん」 真白ちゃん…。彼女は泣いていた。 ずっと孤独でみんなから人気があっても心の底ではいろいろな感情があると言うことを知っていた。結局は嫉妬と憎しみと妬みでまみれていると言うことを。 自分は存在意義がない大切にされないと言う思いから彼女は泣いていた。 「もう死にたい。」彼女は言った。 「大丈夫だよ生きてればきっといいことあるから!必ず私が何とかするよ。だって真白ちゃんのこと大好きだもん」 彼女は光のない瞳をしていた。 「いやー大変だねぇみんなもう。まぁ人間なんてそんなもんだよ。でも生きてればいいことあるから必ず彼女を救うよ」 そんな彼女が私はまぶしかった。相棒で尊敬できる人間でこの人の隣で私は生きていていいのだろうかそう思った。 何日か経ったある日彼女は私に明日真白ちゃんと話してくる。と電話で言った。打開策を思いついたと。彼女は言った5時に○▲公園集合ね。そう言った。私は習い事からあるから後から行くね。そう言って電話を切った。 えっとこうやってこうで。うん。これできっと大丈夫。このメモっと。真白ちゃんは救える。 ルンルン気分で家を出た気づいたら4時55分だった。どうしよう時間がない。走らないと。 その横断歩道で周りを見ずに走ったら。 キキキィィーーー えっ?そ ん な。うそ で しょ 。 タッタッタ。 「宇宙ちゃん宇宙ちゃん!なんで?ごめんね。大事なときに一緒にいられなくて」 「いいよ そんなことっそれより も 彼女を 救って あげ て このメモ でごめん ね 最後まで でき なく て。」 最後まで彼女はヒーローだった。たった1人の少女を助けようとして命を落とした。 彼女の意思は私がつかなければそう思った。 そうでなければもう私は彼女にもう二度と会う事はできないだろう。 『ありがとう宇宙。大好きだよ』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー END ありがとうございました。 感想お願いします。