あたしは地獄行き
「おっはよー、由香里顔色悪いよ~、いっそ死ねばぁ?笑」 私は、関口心菜中学二年生!クラスにいる、由香里をいじめているの、そっれが、楽しくて仕方ないの! 「はぁ?心配してやってんのに無視ぃ?あんたアホなの?!」 グループの、紗菜が由香里の右足をゴツンッとけった。 「ひゃ…っ…」 この声だ。この声が面白くてたまらない 「じゃぁ、荷物よろしく~」 そういい、私、紗菜、亜那、南波が由香里の背中にリュックをおいていく。 教室に向かおうとしたとき、何かがのどで突っかかった。 「あ!」 「心菜どしたー?」 「由香里から、昨日のマッサージ代もらってない!」 マッサージは、ける、叩く、殴るの三個で成り立っている。 「えっ…何円ですか…」 「えー、あたしら4人だから、4×2000で、8000かなっ!」 「8000…無理です…私n」 亜那が、由香里のリュックを奪い、中をさぐる 「あぁ!あったよっ!1万も!こんな大金どこ隠してたの~!」 「それはっ!」 「あんた、地獄行きだね~笑」 そのお金は、参考書を買うため、お母さんからもらったものだという。 「そんなもの、ねこばばすればいいじゃん笑」 「あなたは…知りません…私、母子家庭で…お母さんが毎日大変で…」 そういうと、由香里は教室とは逆方面に逃げ出してしまった。 「ちょっと!由香里!あたしらのバック持ってくな!」 由香里はその言葉を聞いたのか背中にあったバックを途中ですべて落として、また走り出した。 心菜のバックには、水滴がついていた。 「どこいったんかね~笑」 「死んじゃったりして笑」 その時、教室のドアが開き、先生が入ってきた。 「悲しいお知らせがあります。」 さっきまで、ハチの巣をつついたような騒ぎだった教室が一気に静まり返った。 「ゆかっ…ゴホンッ、安藤由香里さんが、家庭科室でじ、自殺しました…」 「えっ!嘘…」 あれは、家庭科室に向かっていたのか 「由香里さんからの手紙があります。」 先生は読み上げていく 「私のいじめた人・このクラスのみんなへ 私はいじめられています。名前は伏せますが、とてもつらいです。苦しいです。助けてほしいです。 それなのに、誰も手を差し伸べてくれません。誰か一言、大丈夫?でも未来は変えられたのに。 私は、母子家庭です。弟と私と母で暮らしています。 母は、毎日働いています。それなのに、私をいじめた人は、お金をたかってきます。」 あたしのことだ… 「いじめていた人に言います。 再発しないようにあなたが心掛けてください。 未来は変えられる。 だからあなたがこの未来を変えてください。」 母子家庭…心菜は、親がお金持ちでそんなこと、感じたことがなかった。 「あたっ、あたし…心菜にやれって言われたんです…」 みんなの目が心菜に集まる。 「あたしも!心菜に、由香里を蹴れって、言われたり、お金をたかって来いとか、命令されて…」 「ちょ、あんたたち!ねぇ!私はやってない!誰か!あっ、紗菜!」 紗菜に目を合わせたが、紗菜は泣いている。 ウルウルした目で 「やめようよ…このクラスの権力者は、心菜。従うしかない。ね、みんなそうでしょ…」 みんなは、うなずき始めた。 「もういいよ!こんなクラス!みんな死んじまえ!」 「心菜っ!」 先生が呼び戻した気がしたが、私の足は止まらない。 屋上に出た。 その日の屋上は、太陽がぎらぎらと床を照り付けて、肌が焼けそうなくらい暑かった。 「はは…あたしなんでこんなことしてるんだろ」 柵を超え、後ろの手すりをつかんだ。 「さよなら、あたし。ママ、パパ」 手を放そうとしたとき、 「やめようよ」 と小さな声で上から聞こえた。 「どこっ、どこにいるの!あたしはもう、死ぬんだからね!ここで落ちておさらばだからね!」 「私、由香里。天国の由香里。…心菜がこんなマネ、やめてよ」 「由香里?あんた、え?あ、え?」 「私、心菜にあこがれてたの。あこがれの人が死ぬのは…やだ。」 「由香里…」 手が汗でにじんできた。 私の勘違い?だとすると、由香里は何で… ツルッ 足を滑らせた。 見る見るうちに、落ちていく。 「心菜っ!」 上から、由香里の声が聞こえたが、ここは空中。 「あぁ、無理だぁ…」 あたしは地獄行きだ。 いじめといて、自分で死んで。 情けないなぁ