夜の2人 BLです。
BLです。 ーーーーー 愛おしい 夜。 いつものように腕枕をし、もう片方の手でラニの腰を俺に寄せる。 今日は頭をぽんぽんと叩いてやった。 ラニがこちらを見た。 「どうしたんだ?」 そう、聞いてくる。 「別に、気分だっただけだ」 「ふーん」 肌触りの良いふわふわの銀髪。 …良い香りだ。 「…俺の匂い好きなのか?」 「…ん」 「そっかぁ。もっと嗅いでいいぞ」 「…うるさい」 柑橘系の、甘い香りだった。 こいつの家の御用達の…シャンプーだったかな。リンスだったかな。 どちらだったか。 「…お前の匂い、俺好きだぜ」 ふいに、言われた。 「ジャスミンみたいなさぁ…えへへ、爽やか、って言うんだろうな、こういうの」 「…そうか」 いつもは真昼の太陽のような笑顔も、少し恥じらっていると夕焼けのような雰囲気がある。 「なぁ、ラニ」 「なんだ?」 ああ。 此方にだけ向けている笑顔が、 愛おしい。 お前が 俺だけのものであったら。 「…なんでもない」 「えーっ、気になるだろぉ…」 「ほらさっさと寝ろ。明日も学校だ」 「まーいいか…おやすみ」 「ん、おやすみ」 なんて言おうとしていたか。 そんなことを思いながら、目を瞑った。 ーーーーー 感想お願いします。