返事…してよ
今日はすごく気が重い なぜって? 今日はアイツの命日… 初恋した相手 よく笑って、すごく…優しかった 最初は信じられなかった 信じたくなかった アイツ吉原奏(よしはらかなで) 12月2日車に引き殺されてあいつは死んだ 私は小川咲空(おがわさら) その時は突然訪れた 中学生 寒い冬の日、アイツと私、 いつも一緒に帰っていたが その日は一緒に帰れなかった 私はその日補修を受けていたから 「おい先帰るぞー!」 私は半泣き状態だった 「今日私ほしゅーなの~最悪」 「昔からばかだもんなじゃ先かえる」 「まってよ~~!!」 「お前ばかだからまだまだ帰れないろ?」 「ふんっ!もう先帰っていーもん」 「じゃっまたな」 「うんばいばい」 これが、最後にはなしたこと 昔はもっと話せばとか、ひき止めればって思ったでも、今は多分運命なんだって 思えるでもアイツのお墓に立つと 足がすくむ怖いから実感しちゃうから 苦しかっよね痛かったよね でも、即死だった。だから痛みとか苦しかったのとかすぐ終わった永遠の眠りについた 「咲空ー!はやくしたに降りてきなさい」 「はーい」 ママが呼んでいる 「ママおはよう」 「おはよう今日は奏くんの命日よママとお墓に行こう」 「うん…でも、今日は私だけいってもいい?」 「いいよここ朝ご飯おいとくね」 「ママ今日土曜日だけど仕事行くの?」 「うん。」 午前10時 「もう行こうかな」 洋服は派手でもないし、露出もない 吉原家の墓 私はお墓を指でなぞった 「奏会いたいよなんで、先に死んじゃったの?なんでよ」 返事はもちろんない 「返事…してよ」