今日あの場所で、本を読もう。
私は、後悔した。なぜこうなってしまったか。また親友に、もどれるか。 親友のレイは、本が好きで静かな子だった。私とは正反対の性格だ。そんなレイと仲良くなったきっかけは、私が珍しく読んだ本だった。私は、その本が大好きになった。その本と出会った時、レイもその本に出会っていた。そして私達は、仲良くなった。レイは、外であまり遊ばないタイプなのだが、私がさそうと鬼ごっこや、ドッチボールなど一緒に遊ぶようになった。その時からだった。私の友達のユキとカレンが、レイに嫉妬して陰口を言うようになった。ユキとカレンとは、家が遠かったため一緒に帰れなかった。しかし、レイとは、一緒に帰れた。それも、ユキとカレンがレイに嫉妬した原因の一つだった。それから、レイとは、公園で遊んだり、一緒に本を読んだりして遊んでいた。私達は、本を読むとっておきの場所を見つけた。木が沢山はえていて、こもりびが美しく、ベンチがひとつポツンと置いてあった。そこで一緒本を読んだ。聞こえるのは、鳥のさえずりと、風の話し声だけだった。 そこを見つけてから、数日後。突然レイが、 「もう関わらないで!」 と言ってきた。私は、とてもショックだった。そのそばで、ユキとカレンが、笑っているのにも気づかないほどに。その後は、ユキとカレンとよく遊んだ。それから、数日経った日レイが不登校になった。 不登校の理由がわかったわたしは、レイの家のポストに、手紙を入れた。 『今日あの場所で、本をよもう。』 わたしは、まった。足音が聞こえた。レイがきた。そして、私は、言った ごめんね。 それから数年後… 私達は、同じ中学校なった。ユキとカレンとは、別の。 あの場所で、今も本を読んでいる。