短編小説みんなの答え:2

恋愛恐怖症

「好きですっ!付き合ってくださいっ…!」 最大限の勇気を振り絞って先輩に手を伸ばしたあの夏。 一生分のドキドキを味わったような気がした。 「…ごめんね。俺、好きな子がいるから…気持ちには応えられない」 私が差し伸べた手を、先輩は優しくやんわりと押し戻した。 「…そう、ですよね。あはは、すみませんっ、何か変な事言っちゃって。頑張ってくださっ…」 最後は言葉にならなかった。歯切れ悪く笑う私に、どこか申し訳なさそうな顔で先輩は去って行った。 そりゃあ、そうだ。先輩は学校一と言っても過言ではないほどの人気者で、私はどこにでもいる平凡な女の子。 告白したところで、OKをもらえる確率なんてそもそも少なかった…いや、なかったんだ。 でも、少しだけ…。少しだけ、期待してしまった。 先輩が「年下の女の子の事が好き」と言っているのを聞いて、私かも、と舞い上がってしまった。 年下の女の子なんて、この学校には何百人といるのに。 家に帰ってから、たくさん泣いた。友達と電話をしながら、ずっとずっと泣いた。 失恋って、こんなに悲しいんだ。当たり前のことを、今初めて知った。 あれから一年。 先輩への気持ちはもうなくなっていた。 振られてから数ヶ月は先輩を見るたびに心が痛めつけられ、泣いてしまいそうだったけれど、今はもうそんなことにはならない。 でも…気持ちは吹っ切れたはずなのに、なぜか恋をするのが怖くなっていた。恋愛恐怖症になっていたのだ。 振られるのが怖くて、告白どころか恋をするのもままならない状況になる、一種のトラウマ病だ。 数週間前、仲の良い男子に告白されたが、いずれかは振られてしまうのではないかと考えてしまい、断った。 昔の私なら、OKしていたかもしれないのに。 周りの友達は、学生らしく恋愛しているのに――。

みんなの答え

辛口の答え

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うわーん!!←うるさい

そうだよねぇ…うちも失恋したことあるけど、ほんとに次の恋にふみ出せなくなるんだよね…。どうせ振られるだろーな、って、ときめきより前に諦めが来ちゃう。周りが恋バナしてると辛くなるんだよね…。 めちゃくちゃ自語りしちゃった、ゴメンね。 すごい共感できたよ!


この話最高すぎん?

めちゃくちゃいいおはなしですね☆ 猫桜さん、才能あります!


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